子宮筋腫について② 〜西洋医学的治療〜 | 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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婦人科漢方専門・子宝のスペシャリスト 堀江昭佳が、西洋医学、漢方、心理学の3つの視点から、こころとからだの悩みを解決する方法をつづります。
「からだを整えるとこころが整い、結果的に夢が叶う」
そんな考え方を大切にしています。

子宮筋腫の治療法はいくつかあるのですが、
薬を使う薬物療法と、
物理的に筋腫を取り除く手術療法とがあります。


①偽閉経療法

子宮筋腫は女性ホルモンの働きで
大きく育ってしまいます。
そのために薬で月経を止め、
女性ホルモンの少ない閉経状態に体をすることで
筋腫を小さくする方法
です。

ただし、薬の副作用が強いため
長期間に行えません。
また、薬の試用をやめて月経が再開すると
せっかく小さくなった子宮筋腫が
再び大きくなってしまうことがよくあります。



②手術療法(子宮筋腫核出術)

正常な子宮の組織は残して、
筋腫のみを摘出する方法
です。

筋腫の種類、場所、大きさによって
開腹手術だったり、
腹腔鏡手術だったりします。

腹腔鏡手術のほうが
キズも小さく、痛みも少ないため
体への負担が軽くて済みます。

③手術療法(子宮全摘術)

子宮をすべて摘出する方法です。
卵巣はホルモンの分泌があるため残し、
子宮のみを摘出します。



治療法は、
子宮筋腫や体の状態、年齢などによって
異なります。

また、子宮筋腫が見つかっても
特に問題がない場合も多くあります。
その時には、定期的な診察で経過を見るだけになることも
少なくありません。





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