そこのこどもに
『どこのおばあちゃん?』
って言われて、
はぁ?おばあちゃん?
私はおばちゃんのつもりなのに、
がっかりしたわー」

と、うちの母。
留美子よ。
もう62歳なんだから、
世間のこどもからみたら、
十分というか、
必要十分条件を完全に満たして「おばあちゃん」だよ・・・
「でもねー、
上には上がいて、
Yさんと話してたら、
そこのお義母さんが、
『電車に乗ってたら若い人に
「席をぞうぞ」って、
そんなにおばばに見えるのかしら!』
って怒ってたんだって、
83歳よ、83歳
」

ええ?えええー?
これにはびっくり、大笑い。
でも、
すごいねー、
やっぱり気持ちが若いと
元気なんだねー。

気持ちだけでも若いのが
元気に一番大事だよねー。
ということで二人の意見は一致

・・・するかにみえたのだけど、
ちょっと待てよ??

「でも・・・、Yさんのお義母さんって、
ちょっと記憶が怪しくなかったっけ??」
「あ・・・」
そう、いわゆるちょっと
認知気味・・・

「ダメじゃん!」
二人で顔を見合わせて大笑い

「お母さんも、そのうち認知とか気をつけてよー。
気持ちだけじゃやっぱりだめみたいだから。
ただでさえ、物覚え悪いからねー」
と、
さらに二人で大爆笑

やっぱり気持ちだけじゃ・・・
いやいや、
怪しくなってもまだ気持ちが若いのは、
大事・・・ですよね

そのあと、妹が二階から降りてきて
「ちょっと、
二人で何、大笑いしとるで!
笑い声が響き渡っとるよ!
隣はお葬式だよ、お葬式
」

あ・・・



ふと居間の窓をみると

ご、ごめんなさい・・・。
とんでもない失礼を・・・



我が家のそんなお馬鹿な朝の会話でした。
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