人工授精というのは、
人の手で精子を子宮の中に注入する技術です。
最近では精液を直接注入することはあまりなく、
洗浄・活性化して
元気な精子だけを選んでチューブで子宮へ入れる方法が
一般的になっています。
精子の数が少なかったり
元気がなかったりして
通常の夫婦生活では
精子が卵子にまでたどりつくのが
難しい場合に行われます。
よく人工授精と体外受精が混同されますが、
人工授精はとても自然妊娠に近い方法です。
卵子を体の外に取り出したりするわけではないので
痛みもなく、比較的カンタンに行える方法です。
「人工」とついているので
抵抗感がある方もありますが、
どのようなものか病院でしっかり話を聞いてみましょう。
施設によって差がありますが
成功率は10~15%程度といわれます。
気持ちは焦るかもしれませんが、
ゆったりと妊娠を待つ気持ちで
5,6回はチャレンジしてみてもいいのでは?
と思います。
なかなか出会えない精子と卵子のお手伝い
人工授精には
AIH(Artificial Insemination of Husband:配偶者間人工授精)
と、
AID(Artificial Insemination of Donor:非配偶者間人工授精)
の2つがあります。
AIHというのは夫の精液を
AIDは精子提供者の精液を使います。
↓ ↓
たくさんの人にお伝えできるようになりました。
伝えるチカラって大切ですね。