おはようございます。
先日、僕が毎年楽しみにしている枝垂桜を堪能しに行きました。
丁度、見頃!
丁度、青空!
桜の花びらが爽やかな風で
ひら…
……ひら…
…ひら…
と、散る姿は儚い筈なのに、どこか軽やかで全てを受け入れているようで
「これでいいんだよ。」
と、枝垂桜さんが優しく教えてくれているようでした。
花芽は秋にはできていて、冬の寒さを固い蕾でじっと堪えて最後はふわっと咲いて終わり。
寂しいようで、そこがきっとまた魅力的なのかな。
以前、黒川伊保子さんの『日本語はなぜ美しいのか』という本に「さくら」の音の意味の解釈が書かれていて、印象的だったのを覚えています。
大分昔に呼んだので原文は覚えていませんが、
「さくら」という音はまさに、そんな
さらっとして 蕾のように一度固くなって、 最後にふわっと開く
そんな音なんだそうです。
そう思うと、余計に「さくら」という音を口から出したくなっちゃいますよね。
言葉には力があるから、口に出すたびにきっと気持ちも軽くなりますよ。
今日もどこかで誰かがこの魅惑の木を眺めているのでしょうね。
この時期はいつもよりもたくさん皆から愛されていて、エネルギーをたくさん充電してるかもしれません。
来年も魅力的な姿を見せてね。
それでは今日も皆さんが笑顔ですごせますように。