結果的に、松本山雅の下剋上で終了したこの試合。
あまり触れられていませんが、実は最後ちょっと後味悪い終わりになってしまった。
それが起きる前にバスが終わっちゃいそうだったので出てきたが…。
試合に負けた横浜FCのゴール裏サポーター。
それまでも勝てないことが続いた上でのこの結末に怒り、ゴール裏で居座りを開始。
立てこもりですね。時折監督を出せという、怒号も飛ぶ。
松本山雅側のサポーターはその間に帰途についていき、またボランティアスタッフは芝の整備や場内のごみ回収などを始めている。
そんな中での籠城。
いくらこの日が「アウェイ設定」とはいえ、ここは松本の人にとってはもう一つの城「アルウィン」。
誰かがしびれをきらしたんだろう、「帰れ!!」って叫んじゃったんだって。
それに腹を立てた横浜FCサポーターが山雅側に乗り込んでって、小競り合いした・・・(この辺は情報ですが)。
ちょっとじゃないな。かなり後味悪い。
お互い、もっと考えて動かないといけなかった。
まず横浜FC側。いくら横浜FCがホーム扱いとはいえ、ここは松本の人たちにとって大事な大事なスタジアム。
我が物顔で居座って怒号を飛ばすなら、場所を考えないといけなかったと思う。
それに、応援対象というよりは評価対象としてクラブを観てるんじゃないかっていうことが、伝わってきてしまう。
それに、本気で昇格したいと思ってる松本の人たちに「これがJの姿」ってことを示す場面で、こういう姿しか示せなかったのは、かなり残念だと思う。
そして松本山雅FC側。普段なかなか観に行けなくてこんなことを言っていいものかって悩むところだけど、書く。
JFLにももしかしたらいるかもしれないけど、Jに上がればこういうちょっとしたきっかけで腹を立てて乗り込んでくる相手はもっと出てきたりする。優しいタイプのサポーター群もいるけど。
松本山雅のサポーターのいいところは、ただ人数が多いことじゃない。
子供からお年寄りまで、まるで地区の運動会を応援しに行くようにみんな集まって一緒に応援できるところ。コアサポが「メインのみなさん!」「バックのみなさん!」と一体感を一生懸命作ろうとしているところ。そうやってみんなが安心して楽しめる環境をみんなで作ってるところがいいところなはず。
自分たちの城に勝手に籠城されて頭に来るのはわかるけど、そういう些細なきっかけが、自分たちの楽しい世界をむしろ脅かしてしまうことになるってことは、今回の件で学んで、そしてJに向かっていかなければならないと思う。
松本の良さをJの舞台で発揮するなら、乱闘のきっかけをつくっても平気なサポーター群に、松本はなるべきじゃないと思う。
今回の件で、せっかくサッカーの楽しさ、観戦の楽しさに気付けた人が、スタジアムに行くことを躊躇するようになったら、どうするの?
個人的には、松本山雅にそんな新しい課題がひとつできたように思う。
松本山雅の松田直樹がいたマリノスと横浜FCはこれまた仲が悪い。
そのイメージに変につなげられたら怖い。
山雅には、須藤・久富・飯尾という、横浜FCから来た選手もいて、活躍してる。
いつか、笑って三ツ沢かアルウィンで、お互いが出会えるといいですね。