まさか…
まさか…
まさか…
そんな思いです。
確か仲本工事さんがこう言ってたと思います。
「加藤は天才、志村は秀才」
天才…天才とは、天性の才能、生まれつき備わった優れた才能のことである。
秀才…非常にすぐれた学問的才能。また、その持ち主。
仲本工事さんがおっしゃるには、加藤茶さんは天才肌で、その場その場のぶっつけ本番のようなところがあると。それでもあれだけの人を笑わせると。志村けんさんは実はすごい努力家で、常に努力を惜しまず、常に勉強し、常に人を笑わせることを考えていたと。
あれほどみんなを笑顔にする才能がありながら、それでも貪欲に努力し、みんなをもっと笑顔をという姿勢、それはきっと誰もができることではないでしょう。
その志村けんさんが亡くなられました。
第一報を見たとき、思考が止まりました。
いや、間違いじゃないかとヤフーニュースや、テレビを見ましたが、現実でした。
僕は多くの芸能人の裏話を聞いてきましたが、この方のことを悪く言う人はいなかったし、イヤな話は聞いたことがありません。
まだまだ他人事のように現状を考えていた方も多いと思います。
しかし、これは現実なんです。
本当なら命を落とさなくてよかった方が亡くなられています。
コロナさえなければ…
感染されて苦しまれた方々、亡くなられた方のご遺族はそう思っているでしょう。
志村さんと長年、苦楽を共にした加藤茶さんがコメントしておりました。
「宝(志村けんさんという)を奪ったコロナが憎い」
その心中は僕らがお察しすることはできないほどの悲しみが溢れてるのだと思います。
志村けんさんは、まさしく日本の宝でした。
早々に出入国を制限・禁止してればよかった。
そんな声が多くありますが、本当にそんな問題でしょうか?
今や世界中に広がって、国によっては感染経路がはっきりとしてないところもあるのに、出入国を制限するだけで防げたのでしょうか?
それは誰にもわかりません。
全て結果でしかないのです。
だからこそ現状を理解し、今後被害を最小限に抑えるために一人一人が考えて行動をする必要があると思います。
誰かを責めても何も変わらない。
今、生きてる誰もが危険に晒されるかもしれない、家族が、友人が危険に晒されるかもしれないことを理解しなければならない。
志村けんさんの訃報を受けて、若い世代から年配の方まで、改めて現状を考えさせられたというコメントがありました。
志村さんは日本に、僕らにそれを教えてくれたのですね。
このままでは駄目だと。
しかし、もう一度、貴方の元気な姿を見せていただきたかった。
残念です。
とても悲しいです。
沢山笑顔にしていただいて、ありがとうございました。
今まで忙しい日々を過ごしてこられたでしょうから、人々を笑顔にするために、ご自身はいっぱい無理もしてきたでしょうから、これからはゆっくりと休んでください。
ご冥福をお祈りいたします。