そして3月が始まりました | Crossroom

Crossroom

Studio Cross Room Wataruのブログ。

学校、音楽イベント、大衆演劇、ディズニーランド…

様々なものに影響を及ぼしています。

新コロナウイルス

いつになれば落ち着くのか、僕らには見当がつかないですね。

大阪では高槻で刺殺事件がありました。

僕の知人から、「うちの会社から歩いて2、3分のところやねん」

と、電話がありました。

何故、そんな事件をおこせるのだろう…


令和2年に入って2ヵ月が過ぎ、暗いニュースが多いですね。

こんなときこそ、音楽や大衆演劇の力でたくさんの方々を笑顔にすべきなのに、それが出来ないもどかしさに悩んでる座長も多いと思います。

桜咲と僕も同じです。

しかし…

相変わらずトイレットペーパー買い占めてる人がいるとか(笑)

昔、こんなことがあったらしいですね。

女子高生三人がしてた会話から始まったという話。

その中の一人がある信用金庫に就職が決まった。
すると他の二人がこう言ったそうです。

「信用金庫、危ないらしいよ」

そう聞いた女子高生は、身内に相談した。

その相談を受けた身内が他の人に、その人がさらに他の人に、そうしてどんどん噂が広まり、いつの間にか「信用金庫が倒産する」という話になった。

当然、その信用金庫に預金している人達が殺到し、信用金庫は大パニックに。

どれだけ「大丈夫です、倒産なんてしません」と説明しても、人々は聞く耳を持たなかったそうです。

その後、マスコミや日銀等の協力を得て、事態は鎮静化したらしいです。

最初の女子高生の「信用金庫は危ないらしいよ」というのは、軽い冗談のつもりだったようです。

しかも「危ない」というのは、倒産のことではなく、銀行強盗とかあるから危ないよって意味だったと。

何気ない冗談が、大パニックを引き起こしてしまった、実際にあった話です。

ネットなどまだなかった時代です。

そんな時代でも、何気ない言葉が多くの人に多大な被害をもたらすこともあるのに、ネット社会の現代で、「軽い気持ちでした」「冗談のつもりだった」は通用しないでしょう。

デマを最初に流した人は、業務偽計妨害で事情聴取する必要があるでしょう。

軽い気持ちの冗談が、時として多くの人に迷惑をかけることになります。

余談ですが、その信用金庫がパニックのとき、一人の老人が、

「このお金を預けたいのですが」

と、訪れたそうです。

信用金庫の人は、一瞬戸惑って、

「え?預けるのですか?」

と、聞き返したそうです。

老人は答えました。

「だってここは信用金庫でしょ?お金を預けるのは当たり前じゃない」

信用金庫の人は涙が出そうになったと言います。

みんな、必死に自分のお金を守ろうと、とにかくおろすことしか考えてない中で、たった一人の老人がとった行動は素晴らしいですね。

世の中にはそんな方もおられるのです。

マスコミ各社に言いたい。

くだらないデマや人々の不安を煽るような話より、明るく希望のあるニュースをもっと取りあげてほしい。

笑ってる毎日のほうがいいのでね( ´∀`)