週に何回か、会社帰りに同僚のO野ちゃん(仮名・45歳・M字ハゲ・独身)を街をぶらついたりコーヒーを飲んで帰る。
お金がないので、大体一杯180円のドトールやヴェローチェだ。
これにパンなんか追加しちゃったらもう王様のメニューである。

僕らが勤めている会社がもう風前の灯(なんて美しい日本語なんだ!)なので、これからどうしたらいいか二人して中年進路相談である。

が、結論は出ないで終わる。
だいたいくだらない話をして終わりである。

O野ちゃんは温厚な人柄で滅多に怒らない。

温厚だが、ルックス的にあまりに強烈なキャラなので、ついつい僕は話しながら彼の似顔絵を描いてしまう。
かなりそっくりに描ける自信はあるのだが、本人は気に入らないようである。