古い話ですけれど某TV局の情報番組で

とある会社の会長・社長数名集まって、各テーマごとにそれぞれ語っていた。

その中の「お薦めの一冊」というコーナーでのできごと...

 

星野リゾート、ニトリ、ハウステンボス、そして、旭酒造。

「スゴイ会長・社長」の集まりで紹介された本の中で、

これは!と思うものがあり(まさしく直感)

旭酒造の桜井氏のお勧めは「発想の極意(日下 公人:くさか きみんど)」

 

最初は懐疑的でしたね。

この手の本は中身がほんとに薄っぺらいものが多く、

毒にも薬にもならないレベルばかり。

ただ、なんとなく直感で「手に入れろ!」と声が聞こえるんです。

急いで隣の街の大型書店などあらゆる本屋、そして、ネット通販で探すこと丸一日。

2018年10月発行なのに、すでに在庫なし。

そんなにすごい本なのか?

 

見つけましたよ。

しかも、自分の足元(地元)でさらに2冊も「在庫有り」。

最初からここにくればよかったと思いつつ、

出会うまで時間を遡ると、それぞれの『点』と『点』が『線』となった瞬間でした。

 本:日下公人(発想の極意)

 人:旭酒造会長 桜井氏(有名な日本酒のひとつ「獺祭」をつくっている)

 場所:山口県岩国(岩国城、錦帯橋→いってみたい場所のひとつ)

どれも単発では情報を得ていたけれど、

つながってひとつの線(いわゆる糸)になることはなかった。

きっかけとはどこにでも転がっているものなんだなと。

 

頭の隅にキーワードをひとつ、そしてもうひとつと蓄積され、

何かをきっかけにつながり、そして糸となる。

これも発想の極意なんでしょうか。

 

それでは 郵便ポスト

 

 さて、肝心の本の中身といえば、「経験値」は重要であると説いています。

 80年という時間の中で得てきたものを、作者は未来の人たちへ投げかけている。

 個人的には「リベラルアーツ」にもつながるところもあって、

 目線を上・下・右・左などあらゆる方向でみることで、

 気づかなかったものは見えてくるようになる。

 直近の1ヶ月くらい「やってられないなぁ」と愚痴ばかりの日々ですが

 見方を変えて一歩踏み出してみるかな。

 発想も変われば、ヒントが見つかるかもしれない。

 そんな気持ちになってます。

 

 追記:現在、アマゾンではすぐに購入できるようです。

     旭酒造の獺祭 うまいですねぇ!たまらない!