欲望という名のもとに、これはと思うものを手に入れたい。
一つ目のハードルをクリアすれば、さらに次へと、
そこから探究心は生まれて進歩する。

きれいごとを言えば欲を持つことは「幅」を拡げる。
悩ましいことに、高い壁によって挫折の繰り返し。
それでもないものとなると、なんとかしたくなる。

最近のないものねだりは、前回のブログでも綴った小さいカメラ。
そのきっかけは、入手困難と思われていたベスト判フィルムを
入手できたから。
それらに関する情報を片っ端から集めて、
いいものを撮りたくなったのです。

ベスト判のカメラといえば、王道の「ベビーローライ」。
二眼レフ(カメラのレンズが縦に2つあるヤツね)の中でも
大きさが一回り以上小さい。
手の小さい明月院にとってはちょうど良い大きさ。

12枚しか写真は撮れいないけれど...
フィルムの現像はラボに依頼しなければならないけど...
なんでも時間がかかるけど...

欠点だらけだけど、ひとつずつクリアしていくと
ゲームのように面白くなってくる。
ただ、悩ましいのは情報の少なさ。
行きつけの古本屋や専門店に行っても、
なかなか情報は集められない。

なにしろ数人相手の商売みたいなものだから。
自分で動いて、知恵を出せば見つかるだろう。
気長にやるかな。

それでは 郵便ポスト 
 カメラの歴史を辿ると、
 レンジファインダー・カメラ、二眼レフ
  ↓
 一眼レフ
  ↓
 フィルムカメラからデジタルカメラへ
  ↓
 デジカメ(コンパクトタイプ、一眼レフ)からミラーレスへ
 ざっとこんな感じになるかな。
 古いものでも、メジャーなライカなどの情報はたくさんあるけれど、
 国産の二眼レフやさらにベスト判の二眼レフとなると、
 ぐっと少なくなる。
 幸いなことにネット世界ではわずかではあるけれど、情報を入手できる。
 ないものを見つけるって面白いんだよな。