朱野翔のブログ

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俺の家の近くには、小学校がある。

朝方帰宅することが多い俺は、挨拶をするんだけど無視をされることが多々ある。

なので、挨拶を全員に返してもらう、そして最終的に向こうから挨拶をしてくる方法を考えた。



まず、毎朝近所の小学生に「おはよう」と挨拶をする。

当然今まで通りシカトされるが、


挨拶を返してくれた子にはランドセルに500円玉を入れるなどの少し良いことをする。


逆に、挨拶をシカトする子には、おれのせいだとバレない程度の少し嫌ないたずらをしておく。


それをある程度繰り返し行い、学校に噂を流す。

「挨拶おじさんに会って挨拶を無視すると嫌なことが起きる、逆に、挨拶を返すと良いことが起きる」と。


その噂が広まると、段々とおれが意図してない悪いことや良いこともおれのせいになる。


好きな人に話しかけられた、とか、体育着忘れた、とか、

大きいことから小さいことまで。



そしてそれが小学生達の当たり前になり認知されてきた頃合いで


「挨拶おじさんに挨拶をされて無視をした子が死んだ」


という噂を流し、


「挨拶おじさんを無視すると1週間以内に死んでしまう」


という都市伝説的なものを流す。

そして、


「挨拶おじさんの挨拶を無視してしまった人は、1週間以内に挨拶おじさんに挨拶をしなければならない。その時挨拶おじさんが返事をしてくれたら助かる」


という解決策も流す。


これまで良いことも悪いことも挨拶おじさんのせいだと思いこんでいる小学生達はみんなビビりながら挨拶を返す。

でも、中にはそんなの信じてない奴も一定数現れる。おれを無視する。


だけどクラス、いや学校中みんな信じている子の方が多いため、だんだんそいつも不安になってくる。

「お前やべーよ...」「ちゃんと挨拶してきなよ!」「死んじゃったらどうするの!?」「本当に死んだ子がいるんだよ!?」とか周りが言い出す。



その子は怖くなってきておれに半ベソかきながら挨拶しにくる。

「あ!挨拶おじさんだよ!早く!」周りの子が言う。



「お...おはようございます...!」



そこでおれは、そっぽを向く。何度泣きながら言われようと、漫画やアニメばりの「プイッ」を決め込む。


その子もう限界。号泣。


そして6日目。死ぬと言われてる「その日」

の前日。


「お゛ばよ゛う゛ごじゃいま゛ぁぁず...!!!」


おれに渾身の挨拶を泣きじゃくりながら言う。


そこでおれはスッとその子に笑顔を向けて





「うん。おはよう。」





その子泣き崩れる。恐怖から放たれた安堵と初めから挨拶をしておけば良かったという後悔から膝から泣き崩れる。その子良い子になる。



もちろんこんな事を繰り返しているとPTAも黙ってない。おれに文句を言うために連行する。


「子供たちが怖がっているので辞めてください!」


そこでおれはすかさず


「じゃあもう、挨拶するの辞めてもいいんですね?」


と不敵な笑みで言う。

そりゃそうだ。7日後に死んでしまうと言われている子はまだ残っているのだから。


そんな訳でPTA達も認めざるを得ない。そもそも犯罪行為を行っているわけではない。完全におれは地域の都市伝説的存在になる。





完全に小学生達のトラウマになったところで、


10数年後。その子達が大学を卒業し、就職活動。

挨拶おじさんのことなんかすっかり忘れてる。

その時おれは何かしら店舗なり会社なりを立ち上げてる。


そこにその当時の小学生達が面接にくる。



「おはようございます!本日はよろしくお願いします!......?この人.........


10数年経ってるとはいえ、トラウマというものは頭の片隅には残っているもの。トリガーになり得る出来事さえあればその忌まわしき思い出は蘇る。


おれは満面の笑みで








「うん。おはよう。」











そしてタモリ登場。デレレレレン デレレレレン デレレレレンレンデレレレレン