最近見つけた新エリア 浅草観音の裏通り
同じ下町なんだけど、ジャンクな雰囲気ではなく
割烹料理屋や昔ながらの天麩羅屋さん、お鮨屋さんが
店を連ねているばかりか
近くに置屋があるみたいで
今では それほど頻繁にみられない芸者さんや舞妓さん
(浅草では「振袖さん」というらしい) が歩いていたりして・・・
なんとなく 雅な感じがして気に入った小道。
だけど、一つだけ残念!
今日は晩御飯このエリアで食べようって、ここにきたけど
入ったお鮨屋さんは、ワタクシ達にはハズレだった。
立派な店構えに、白木のカウンター
30代後半と思える 凛とした職人さんが主人で、素敵だったけど
なぜか店内は最後までワタクシ達だけだった。
寒い外を歩いてきたので、まずは
お銚子一杯貰って体を温めてから おまかせで握って貰おうかと思ってたのに
お酒も飲み終わらないウチに・・・というか
カンパイして 肴をだした途端に 寿司まで出てくる
タイミングの悪さや 空気の読めなさ
肝心のお寿司も・・・冷蔵庫から出したばかりのソレは
キンキンに冷えていて どうも寿司ネタっていうより
お刺身で出して 飲みながら食べる用の温度じゃない?って感じ
シャリも・・・☆▲◎?
残念!たまには失敗もあるのだ。
帰り道。 相方がボソリ。
『多分「久○衛」系で修行したんじゃない?』
握りが似ていたという。
『うん、そうだね』 ワタクシが答える。
元々はあの人(職人さん)のお父さんが寿司屋やってて結局
一度店閉めちゃって。で、息子に久○衛でまずハクつけさせて
今度は実家を改装して店舗持たせました!って思うよ。
勝手な素人評論をしながら 歩く。
美味しいものは 美味しい。不味いものは不味い。
そう言えるのも 誰かと食事をする楽しみでもあるから
今夜はこれで また楽しいのだ。
帰ってから、興味本位でネットを開いた。
相方の言った、
「「久○衛」で修行した。」 ってところと
ワタクシの言った
「父が元寿司屋で一度閉店、一人息子の為実家を改装」
が、全てぴったり合っていた。
あは
我ながら 人を見る目が違っていないことをいい意味でも 悪い意味でも喜びながら
この特技 もっと仕事に役たたんのかと
自問自答してみるのでした。


