幽霊のような子 (トリイ・ヘイデン文庫)/トリイ・ヘイデン
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最近読み始めたトリイ・ヘイデンシリーズ


『シーラという子』が代表作になっていますが

私には、この作品が一番衝撃的でした。

主人公ジェイディ。

ノンフィクションだけに、物語内のスッキリした結末や

謎は解明されないままですが、

彼女の異様な姿勢!ビデオに写った衝撃の映像!

口のきけなかったたった9歳の女の子が、

クロークルームの中で話した

オカルト的で、歪んだ・・・とても子供が知るべきでない

性描写。。。


実は。

ここで こんなお話って変ですが、

ワタクシがまだ小学生のころ・・・。(確か小2かな)

同級生の女の子で、

幼稚園時代、自分の母親が殺されてしまって

第一発見者になってしまった子がいました。

田舎町にはとても悲しい事件でした。

その子は、一見普通の子でしたが、

時々、凄く怖いことを言うのです。

人が死ぬときは こうなるとか

死人の怨念がどうのとか。。。

そして、小2では知りえないであろう

マニアックなセックスの仕方を話してた。

子供ながらに、ぞっとした思い出があります。

この本を読んで。

なぜか その子のことを思い出し

あの時のような ぞっとした感を覚えました。

当時は思いもしませんでしたが・・・

彼女は、もしかしたら。

母親の死体発見だけでなく、

殺害状況や、犯人まで、見ていたのかも・・・。

確か、犯人って捕まらず迷宮入りいた覚えが。。。


彼女も今、私と同じ30代・・・

あれから、どう生きて、どんな人生を送っているのだろう

こんな事まで、考えさせられた、今日の本でした。