ヨミビトシラズのブログ
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DVD1枚の想い


君の幸を祈る


昔の私がもらった言葉を君に。未来、君の隣で誰かが笑ってることを祈って。さようなら。




メールの最初の内容はもう覚えていない。調べようとしても確認できない。すでにメールは消してしまった。ただ今のメールを消すことで、彼女の気持ちも変わるんじゃないかと期待していた。しかし、わかってはいる。メールは消せても現実は消せない。虚しさだけが残る。


「さよならかぁ・・・」


「心に穴が開く」と言う言葉がほんとに適切な表現なんだと思い知らされた。僕の心にはぽっかり穴が開いてるようだった。何を考えるにしてもまとまらず、上の空になりといままでどうやって生きていたのかすら疑問に思えるくらいに。寝ようとしても寝れず、ただただ気持ちだけが荒れていた。


 結局一睡も出来ず、仕事に行くことになった。自宅から40分間の通勤時間が、なんだか今日は短く感じた。会社についても誰もいない。一人電気をつけ、いつもの雑務をいつも通りにこなす。もうすぐ新入社員が入ってくる。販売店には新入社員が入るらしいが僕の部署には来ないと聞いた。つい2、3日前にまだまだ下っ端ですねといっていたのがもうずっと昔のように思える。


彼女を知ったのは今から2年前のやはり春だったことを僕は思い出した。