朝食は無しなので点滴を入れられる。
刺した左腕が冷たく、だんだん寒くなってきた。点滴の速度が速いと寒さを感じるらしい。
先生や看護士さんが時々来てくれる。
担当医から、何か聞いておきたいことはないかと聞かれた。
「横に切ってもらうことは出来ませんか?」
先生「術野を広く取りたいので、縦でないと、、、」
「そうですか。ただのワガママなので大丈夫です。」
横切りの方が後々傷が目立たないと聞いたことがあり、ちょっと言ってみただけとです。
時間までは基本的にすることがない。
暇つぶしに漢検のテキストを持ってきたが、すぐに眠くなるので早々に諦めた。
手術は13時頃の予定だったが30分以上押していた。
手術着に着替えて、着圧ソックスを履く。
手術室に向かう前に『ぼーっとする薬』を打たれる。何ていう薬?逆に怖い。
ベッドのまま移動し、手術台に寝る。
名前と生年月日を言う。
担当医や外科医、麻酔科医の先生に次々話しかけられた。
すでにぼんやりしてきている。
背中に麻酔の管を入れられる。
先生「痛かったら言ってください」
「イタイデス」
先生「一回抜きます。ここはどうですか?」
「あ、ダイジョーブデス」
呂律が回らない。
仰向けになり、腕の点滴から麻酔。
ピリピリと軽い刺激があったあと
意識を失った。