The Mortician | 新版GEE-Q-EIJI黒電影熱病的嗜好方

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BLAKCMOVIE JUNGLEFEVER IS BACK!

※このブログは20137月24日に別ブログにて更新した内容そのまんまです。そうです5年前のものですww

 

少し間があきましたね~…忙しいんですホントに!

明後日からまた福岡~岡山~大阪~東京と横断の出張になりまふwww

 

そんな中でも無理矢理更新!っつ~事で今回の作品は『The Mortician』をご紹介!

 

気弱で寡黙な男の職業は死体処理係(役柄が出てこないんだもん、名前わかんないんです)。街のボス的存在のカーヴにはいつもビクビクしている様な男だった。ある日1人の女性の死体が運ばれてきて、処理の為に体を洗い流すと見事なヴィーナスのタトゥーを見た彼は驚きを隠せず、そんな中1人の子供が彼の元にやってくるが…

 

はい、ウータンクラン大好きっ子ちゃん倶楽部会員としては嬉しい作品でございます。っつってもさ、メス主演なんだけどこれイギリス映画なんすね~。正直、皆さんはどうか知りませんけど、個人的には彼と赤男共演の『HOW HIGH(ビーバットボーイズ)』を全然好きになれない訳でして、なもんで尚更次はたのんだぞウインダム!という気分になるんですね~メスの作品に関しては。

んでコレなんすけど、絶賛!とまではいかないんですが、好きですね~こういうテイスト!根がクソみたいに明るいもんで、たま~にこんな風に超ダークな雰囲気もまた新鮮といいますか、もっと言えばメスの役ってのが彼らしくないんです全然!そこがまた先入観を取っ払ってくれるというか、ラッパー・メソッドマンじゃなくストーリーを追うことが出来るってな感じがします(ま、その反面いつものメソッドマンじゃないので違和感もありありなので、そっちの感情は無理やりかき消す必要がありますWWW)。暗いわ弱いわ変わってるわで、しかもそういった役を絶妙に演じてるメスがまた違った意味でカッコイイ!これは50と比べるのもアレだけど、役者としてはずっと上手だわ!弱っちいキャラなんだけど、そのシャットダウンぶりはともかく、スーツ姿がハマっててカッコいいんですマジで。

 

さて、作品ですけど実は劇場公開時は3D作品としての公開だったらしいんですけど、こればっかは「なんでやねんっ!」って気がします。全然3Dに拘る意味が無かったっすね~。

 

趣味は動物の標本造り、職業は死体処理…もう何か背負ってる感バリバリなんだけど、その過去ってのが1体の死体によってどんどんフィードバックされてくんですが、そんな彼が唯一心を開いている相手が娼婦であるエヴァ。演じたのはデイナ・ヒュークスって女優さんなんだけど…ん~萌え度は低しWWW。ただね、この作品にはあのエドワード・ファーロングが出演してんですよ、『ターミネーター2』のサラコナーの息子役だったあいつ!あれがなんだか知らないうちにおっさんみたいに成長しちゃってそれもまた驚きでしたわWWW

とにもかくにもこの位のクオリティ、そしてこの位のハマリ度を見せられたらなんだかんだで次の作品にも俄然期待が持てる訳です。要はアレだ、メソッドマンはそのキャラを活かす…ではなく、あえて演技派を欲張ってみるのも悪くないんじゃないかなと。そしたらさ、今はまだそこまで感動系やシリアスタッチ系に力入れてないであろうキューブに映画というジャンルで猛追出来るかも…ってのはちょっと早すぎるかWWW。でもそんな俳優としての可能性を存分に見れる作品ではあると言えますハイ。

 

ただ、この手の作品が日本のメディアで取り上げられたりすることってないだろうな~と思うし、何度も言うけどタイラーペリーでさえほぼ日本じゃ無名に近い訳だからね。なんだかんだで興行収入や作品の規模、製作費なんてもん度外視しても、映画産業全体として見て日本はハリウッドにどんなに頑張ってもいつまでたっても追いつけない…だから中国にさえ抜かれちまうんですわな。

 

はい、愚痴っ!www