朝から、革の仕入れへ。
戻ってから、すぐに裁断、染色作業。
ふと、革屋のおじさんとの何気ない会話を思い出す。
俺の行ってる料理屋の主人はさぁー
魚の頭から骨まで料理してくれるんだよ。うまくてさぁー。
でも、魚も本望だよねー。だって捨てる所が無いんだからさぁー。で主人も
魚食ってるんだけど、実は魚に食わしてもらってんだってさぁー。がっはははー
でもさぁー、魚も牛も無くなっちゃったらこの仕事してる人みんな食えなくなっちゃうんだから。
革なんかみんな高いとか言うけどさぁー、牛の命取ってんだからそれに比べたら安いもんだよ。
ま、こんな事言ってる奴は商売べただと思うけどねー。
じゃ、これ消費税まけとくね。
俺も商売べたになっちゃったよー。がっはははー
俺 苦笑。
無駄の出ない様に裁断しても、必ず出てしまう革の端切れ。
そこまで考えていなかったけど、小さくても必ず取ってある。
いつか、こいつらで何か作ろう! 特別いい物を。
作れたらきっと、牛も本望かな。
