リーダー教育における共通訓練必要点~「人の扱い方」、「仕事の教え方」、「改善の仕方」~ | crossborderのブログ

リーダー教育における共通訓練必要点~「人の扱い方」、「仕事の教え方」、「改善の仕方」~

リーダー教育における共通訓練必要点~「人の扱い方」、「仕事の教え方」、「改善の仕方」~


私は企業内研修においては訓練必要点いうものを重視べきだと考えております。すなわち、なぜその訓練(研修)をするのかということを,最初に明らかにしてから訓練計画を立てていくのが理想的だと考えます。

「訓練必要点」というのは,仕事に必要な能力から当人の現有能力を差し引いたものであるとと定義されています。その人が与えられた仕事ができるようになるためには,その足りない部分を補ってやらねぱならない。補うための一連の行動が訓練であるとも言えます。

この「訓練必要点」を把握するのは誰であるか?
条件としては、その仕事とそれに必要な能力を知っていなけれぱなりません。そして訓練の対象者当人の現有能力を知っていなけれぱなりません。
もっともふさわしいのは、その対象者の上司であります。
逆に、その上司以外の人は「訓練必要点」をつかむこはできない,とも言うことができます。

そしてその「訓練必要点」を満たすための訓練を実施する人は誰か?
もちろんその上司が最適任者であります。しかし,上司がたいへん忙しいとか,訓練技術を十分持ち合わせていないというようなとき(実際にこのようなことはたいへんよくあります)、別の人の応援が必要になります。

この際の外部の応援というのが、私たち研修を専門とする会社の講師(トレーナー)であります。

講師(トレーナー)が扱うのは訓練のどの部分かというと,何人かの人について訓練必要点が共通なもの,あるいは基礎的なものについてであることが多いです。

たとえば作業員に対しては,初めて職場にはいったとき,機械の扱い方や材料や安全について,社内のトレーナーが何人かにまとめて教えるというようなこと多くの工場でおこなわれていると思います。


同様に新しい監督者、未熟な監督者に対しては、仕事を教えるやり方とか,人を扱うやり方を共通の方法で、何人かをまとめて外部の講師(トレーナー)が教えることが可能です。


TWIのそれぞれの項目で最初に述べますが、「監督者に必要な5つの条件」(5つの訓練必要点)というのは,「仕事の知識」「職責の知識」「人の扱い方」「仕事の教え方」「改善の仕方」のことを指します。

講師がTWI研修において、訓練する3つの基礎訓練は「人の扱い方」「仕事の教え方」「改善の仕方」になります
TWI研修の3つの技能についての習得すべき事柄は、一企業ばかりでなく、あらゆる企業に共通性があります。

言い換えればこの3つの技能は、産業全体について共通訓練必要点ともいえます。それに対して残りの2つの能力(仕事の知識、職責の知識)は企業ごとに異なるものであります。この二つの能力は社内の上長、経営者から内部で習得を目指すほうが効果が高いということが知られています。(この二つについては次回コラムで書こうと思っています。)

歴史的にTWI研修の成立の動機が産業全体の発展であったため,訓練コースを作る際に共通性の高い3つの技能(人の扱い方、仕事の教え方、改善の仕方)を取り上げ、訓練プログラムを作成し、そのプログラムは現在でも多くの企業の監督者研修(リーダー研修)で使用されています。
(TWI研修の歴史については下記参照)
http://ameblo.jp/crossborder/entry-11451417447.html 


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