私はロンド・ミナ・サハク。現在はどこの国家にも属してはいない。
私はこれからある計画を全世界に向け発信する。
それについてどう判断しどう行動するかは個人の自由だ。
先日のユニウスセブンの落下。両陣営共に相手を強く非難している。
その矛先はジャンク屋組合(ギルド)にまで向けられた。
だが果たして本当にその非難は正しいものなのか?
世に闇が広がっている。
人々は何も見えぬ中で怯え、そして他者の悲鳴を頼りに逃げ惑うばかりだ。
人々は闇の奏でる悲鳴を伴奏に踊らされている。
だがその闇を指揮している者がいるのだとしたら?
これが今日の政治であり国家だ。
闇を敵を作ることで市民をコントロールする。
だが聞いてほしい。
私はこれからまったく新しい世界の可能性を提示する。
ある人物が私に「国家は人」だと説いた。
自らの曲を奏でる者たちがいる。
彼らは自分の信念を真実を持つ。
故に、闇の中でも世界を見とおし他者に踊らされることはない。
ただ自分の曲で踊る。
彼らと同様に世界中の人間が自分のリズムをメロディを持てたのなら、
もう今のような国家としての枠組みは必要ない。
政治もその役割を大きく変えるだろう。
もちろん彼らは一部の特殊な存在だとも言えるだろう。
私もそう思っていた。だが、そうではないことを私は知った。
ジェス・リブル。このジャーナリストを知る者は少ないだろう。
彼は平凡だ。しかし彼は、いくつもの大きな流れの転換に影響を与えている。
なぜ平凡な男がそんなことを成しえたか?
彼もまた自分の曲で踊るものだからだ。
自分自身の持つ信念というメロディで真実というリズムで踊る者だからだ。
そう、特別な存在でなくても
誰もがそのように生きてさえいれば、世界は変わるのだ。
