川村カオリは女神に生まれ変わって
弐度、オレの夢の中に現れてくれた。
彼女のイメージが金髪のショートって
ゆうのが強いせいか、10代の彼女は
出てこないのだ。
シックな衣装にいかついブーツを履き
物思いにふけっている。いつも。
学生服姿のときもあった。
なんとなく声かけづらいんだよなぁ…
とも思うのだが「ここで声かけなかったら
一生後悔する」と、夢でも思い声をかける。
最初はそっけないけれど、
話していくうちに
だんだんと心の形がわかり
仲良くなれる
といったパターンだ。
学校では違う顔で登校し、授業を
ガマンして過ごしている。
だから、2回目のデートは学校を
さっさと退散し、
夜の街に繰り出したのだ。
物憂げで
寂しそうな雰囲気を持っていながら
夜遊びでは大きくはじける。
考えてみたら彼女は、オレの前では
歌はまだ歌ってなかった。
キミを知りたいよ、カオリ…。
この大きな動物園から
天に浮かぶ女神
「アナスタシア」を心から待ってる。
