「やーめた。」
空っぽの鳥かごを地面に投げつけて
兄はこう言いました。
「やめた…って どういうコトよ、
お兄ちゃん。」不安げな目で
兄を妹が見ています。
兄の瞳には、おとぎ話を
おかしくしてしまう
『青い月の光』が映っています。
兄はこう続けました。
「うるさいなぁ。兄ちゃんはそんなの
探さなくたって、みんなが幸せになる
方法がわかっちゃったんだよ。」
「お…お兄ちゃん……」
エンゲキブと工藤が電話の向こうで
共に戦慄し…血相を変えて、
割り込んできた何者かに喰ってかかる!
マジで読めよ。
