「ばたら、30日までお金貸してくれないかな…?ごめんね・ローズ」
こんなメッセージが、携帯に入っていた。財布の中は約3万円、
ローズが困っているのならばなんとかしてやりたい。
店で飲むことはできなくなってしまうが、[体調不良で、ローズのいない店など、
何の価値もありはしない。』オレは、ローズのアパートになけなしのカネを持って
行った。
そして、いつもの待ち合わせ場所に、彼女を呼び出した。
黒の部屋着にジーンズという、ラフな格好で、ローズがあらわれる。
二人は、同時に言った。「ごめんね」と。そして、ローズにオレは
二万円を手渡したのだ。
「大丈夫?」とローズが聞く。今まで寂しくさせたのだ。
このくらいは、なんて事はない。
オレは、ローズに握手して…手にキスをした。
そして、月末に逢おうと約束して、オレ達は久し振りの逢瀬を
おひらきにしたのだった。
