別れ……それは予期せぬモノだとショックもデカい。
いつものように、睡眠薬を飲み下してベッドに横たわり…
オレはベッドのふちに手をかけほんのちょっと力を入れただけだった。
このベッドは近所の家具屋から、処分品をタダでわけてもらい、
出入りがしやすいよう
片側を、電気ノコギリでぶった斬り、前のマンションからわざわざ、
引越屋に運ばせたものだった。
手をかけた瞬間、「メリメリメリ……グシャッ!」と、
リスティのモールの一撃でも喰らったかのように、オレは、
床板の抜けたベッドの中で呆然としているだけだった。
今日、粗大ゴミにして処分場に持って行き
(Zの後ろを開けて詰めるだけ詰めた)
愛用したベッドとお別れした。
自分が手を加えたから…だろうが、寂しいモノだな。
今日は床で寝よう……『久しぶりだ』
