期末テストの○付け・ノートの点検、そんな最中にPTAとのバレーボールの交流会の話が出た。
どうやら、ここのがっこでは慣例になっているらしい。
運動自体、オレは苦手意識を持っている。体育は中3の一学期まで評定1で通したし、その後体育が好きな科目になるのは、2浪して大学に入り、体育講義の先生の授業を受けて…『ラグビー』に出会ったことにある。
当時、クラブチームの顧問をなさっていた先生の励ましもあり、ドラマ『スクール・ウォーズ』をリアルタイムで観てたオレは、
最弱ながらも、4年間…ラグビーという『走る格闘技』に挑み続けて、当時のオレは、人生の中でその間こそが、真の意味での『最強』だったと言えるのだ。
今のオレは、ラグビーや運動とは、ガチで縁遠い生活をしている。
ここらあたりで話をリアルタイムに戻そう。
仕事も、要領よくこなせねえから、文字通りの『七転八倒』バレーボールなんざやってらんねえと思って、学年主任の先生からの依頼も断ったのだが、今日になって、親身になって、強く誘ってくれたのが、『五枚葉のクローバー』を渡したN先生だったのだ。
『皆さん、大変なさなか、参加しているんですから…ばたらさんもやりましょうよ!』との、強い誘いに始まって……意志の弱いオレは……
『素敵な女性の誘いを……』と軽口を叩き、バレーボール大会に参加したのだ。
球技センスの全くないオレは…いや、PTAの方を含めたオレのチームは、最高得点が13点という有り様……
お遊びと言えばそれまでだ。だが、N先生…彼女のおかげで、かけがえのない時間を得たような気がするのだ。
