飲み足りないので、家に帰ってから、また一杯やっているワケだ。
国際交流の団体が主催の、『お見合いパーティー』に出かけてきた。
参加者には一枚、シートが渡され、番号のついている札をクビから下げる。
そして3分以内で自己アピールをして、数十人と話をして
気に入った相手に○をつける。
後日、回収されたシートで、お互いに○がついて
カップルが成立した二人には、お互いのメールアドレスが渡される
仕組みになっているワケだ。
オレは昨日、貸していたカネが戻って来たので、久しぶりに出逢いを求め…
繁華街の公共施設の一角を「貸し切り」にして行われたパーティーに
出席できたというワケだ。値段も手頃で\3000と安く、来月はZの修理代を
残しておきたい一方で、異性と仲良くなりたいと思っているオレには、
実にイイ話と思えたのだ。
以前、このパーティーに出たとき、アドレスは交換したものの、
音信不通状態になってしまい、イタい失敗をしてしまったオレは、
『ソッコー、電話番号交換』をモットーにして、メモ帳を持ち、パーティーに臨んだ。
ブロンド美人は、残念ながらいなかった…。
数人、アジア系の外国人・ブラジルから一人で、大半は日本人だった。
まあ…それはそれだ。日本人で、話しの合う…「価値観の同じような女性」に
出逢えればいいコトだ。
数人の女性と話して、その中では際立っていた女性に、
メールアドレスを交換しようと言ったら快くオッケーしてもらえた。
ソフトバンクのアドには明日にでもメールを入れるとしよう。
『ファウルから、どストライクまで』色々な女性がいたのだが…
(同じ町から来ている女の子もいた)
とりあえずマルを10個ばかりつけておいた。こうすれば、おそらく数人と
連絡を取り合うことができるだろう。
これで、生きる楽しみができたというものだ…。言葉を返せば
『死ねない』
帰り道電車のホームに、ふと「身投げ」をしようかと考えたが…やめた。
生きる執着が湧いたというものだ…せっかく。
まだ、Zの支払いもある。カスタムを待っているZを残して……
死ぬワケにはいかないだろう。
そんな考えで、オレは今日一日を終えるのだ。
