フェアレディZ…『フルチューンナップ』作戦 | 元教師・ayanamigagaの航海日誌ヽ(`Д´)ノ

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学校批判・文科省批判・その他徒然に。

クルマを「足代わり程度」に考えていない人には全く縁のない話だが、

『他人と違ったモノを持ちたい』と考えている人には少なからず解かって

もらえるかと思う。


フェアレディZ…オレが子供の時、帰り道に一軒の家があり、

そこにいつも停めてあった。マニアックなことを言えば「240Z」という

タイプであり、当時北米市場で大当たりして『Z(ズィー)カー』という

愛称まで付けられたほどである。


その後フェアレディZは、ドラマ『西部警察』でゴールドとブラックの、

渡哲也氏演じる「大門部長刑事」の専用のスーパーZでまたまた人気となり

マンガでは『メカドック』の「グレーサーZ」で支持を得た。



カウンタック」の空山舜は、LP400の想いを一枚のカードに託して、

タイムカプセルに入れたのだが、オレの場合はいつも見慣れた場所に

カッコイイクルマが停めてあり、毎日のようにそれを眺めていて、

『いつかは、コイツに乗りたい』という想いで、いっぱいになっていった…

そんな感じで、乗りたい車は=「」となったのだ。




そして、高校生になったオレの前に新たなZが姿を現す。

1989年、フェアレディZは、当時最強の大出力・大パワーをひっさげつつ、

洗練されたスタイル…独特の「顔」で、公道に降り立ったのだ。


動物に例えるなら、ネコ科の猛獣。魚類に例えるなら「エイ」のような

フォルムは、国内でも認められ「グッドデザイン賞」を受賞している。

価格は、当時最高のグレードで「ツインターボ・2by2(定員4名)」で

400万円だった。



『400万円』の重さがわからなかった、当時のアホなオレは、

「普通に働いてりゃあ買えるだろう」程度にしか考えていなかった。


20年後の現在、巷(ちまた)には事故を起こせば紙くずのようにひしゃげて

しまう、安価な軽自動車が闊歩している。400万円出してクルマを買っても

バブル経済当時の、品質を重視した精神や、個性あふれるモノではなく

『無難』なモノしか手に入らない。ちなみにオレのZのシートは電動である。

現行の国産車ではほぼ皆無であるとおもっていい。ちなみにオレは

「新型プリウス」に大金をつぎ込むくらいなら、ロシアのウラジオあたりで

ブロンドの美女たちと夢のような一夜を過ごした方がよほど価値があると思う。

……まぁ、昔っから「トヨタは嫌い」だったからねぇ…。



Zは、教員生活を始めて2年目にして買った。価格は「30万円」。

Yahooオークションで知り合った方から、黒でターボのついていない

グレードのZを買ったのだ。400万円近い代物が、10数年経つと…

随分安くなってしまうのは面白いところだ。内装・外装ともに傷んでは

いたが、山梨県の外れまで足を運んだのと、「じっくり直せばいいや」

の気持ちから、Zのある生活は始まったのだ。七転八倒のカーライフと

言ったところだろうか…な。



ブログでも、ちょくちょく挙げているが、寝ぼけたアタマで操縦してた

モノだから…ある時は、学校の花壇にぶつけてみたり、またあるときは

排気管に穴があいて、すさまじい音を出しつつ走って学校にやってくるオレを、

職員室にいた先生たちが「あ、ばたらさんが来た…」と思っていたらしい。



修理するカネは一向に貯まらなかった。それどころか小規模の事故や

経年劣化がどんどん進んでしまい、とうとう駆動系に故障をきたし…

16万キロの時点で、あきらめて次のZに乗ろうと決断し、またも

Yahooオークションを物色し、そこで「板金屋のオチアイさん」と出会うのだ。

オチアイさんの所有していた中期のZと、「死にかけ」だったオレの黒いZを

60万円で「交換」する形で、オレはZを乗り換える。しかし、その後

思わぬ展開が待っていたのだ。



オチアイさんは、オレのZを所有していた社外パーツごと引き取って

くれたのだが(オレの手ではつけられないし、カネもない)ストックしていた

部品を集めて、巨大な「ウイング」まで取り付けて、壊れかけだったオレのZを、

全く別の機体へと改造してしまったのだ。



程なくしてオレは、シルバーのZに致命傷を与えてしまう。フロントガラスを

どこぞのバカに割られてしまったのだ。被害額は10数万は下らない。

結局、オチアイさんに泣きつくような形でになってしまった。そして、

生まれ変わったオレのZを「また60万で交換」というふうにして、また

前のZを買い戻したのだ。



先日の連続事故で、オチアイさんの手作りだった、フェンダー(タイヤの上)を

破壊してしまい、大いに怒られてしまった。フェンダーだけでなく一対になった

サイドステップも御釈迦にしてしまったのだ。怒りつつも、直してやらん

ことはないと言われ、Zの社外パーツで有名な店「ボーダー」

http://www.border-racing.com/FRPフェンダーと、カーボン製のボンネット

をセットにして30なら交換修理するよ。とありがたい助け舟を出してもらえた。

(アルミホイールも1個潰してしまい、ハセミの中古のホイールを自分のために

取り付けてくれたのだ。ありがたい限りである)完成すれば、外装は

これ以上ないグレードの「スペシャルな一台」になることは間違いない。


来月の給料から、11万払う約束をしているので、カーボンボンネット、

左右フェンダー・左右サイドステップを塗装してもらい、組み付けて

もらうためには、来月のボーナスを充ててやる必要がある。

まぁ、好きな仕事をやりつつカネが貰えて、それが自分にとって

「破格」の給料なんだから…むしろ楽しみなことだ。



今度は、壊さないように乗ろう。



クルマを、走る宝石にするか「ゴミ」にするかは、オーナーである、

このオレ次第なのだから……。