悲しんでばっかりはいられない。
オレ一人の悲しみとは関係なく、世の中・地球はまわっていくのだ。
昨日、Zも修理から戻って来た。走れる程度ではあるが…
ローズを迎えに行くにゃ十分だ。
アルミホイールも、4本、前とは別なホイールがハマっている。4万の出費だがやむを得ないトコだ。
ローズを迎えに、アパートのそばまで走り、彼女が来るのを待つ。ポケットには彼女が探していた『iPodのオレンジ色のカバー』を入れて。
15分後、ローズが姿を現す。着飾るのは店に入ってかららしく…香水の匂いも、ほとんどない。……でも、ローズはローズだ。
iPodのカバーを渡したら、握手して喜んでくれた。
確かに、悲しいことはあったが…そればっかりじゃないハズだ。ローズの後ろ姿を見送って…そう思った。
生きなければ…と。