今日は半日、仕事を休業させてもらった。
自己破産の手続きで、銀行と郵便局の明細がどうしても
必要だったため、期限も迫っていたのでやむを得ずテスト初日に
かいつまんで事情を述べ、12:00には学校を出た。
自己破産に至るまでの経緯は、はっきり言って悪夢以外の
何物でもない。毎日かかってくる支払いの督促の電話…請求書の束
ポストを見ることまでも怖くなった。
睡眠薬自殺を図ったが、失敗に終わったこともある。
しかし、自殺を実行し…完遂していたとしたら…今のオレの幸せは
ありはしない。何度も何度も踏みとどまり、そして明日を迎えたのだ。
『ARMS』というマンガがある。主人公の高槻涼は、ARMS(アームズ)
と呼ばれるコアチップを移植され、共に超人化した仲間とともに巨大組織
エグリゴリとの戦いに巻き込まれていく。
涼は、敵の襲撃を受けるまで知らなかったのだが
涼の父親は「静かなる狼」(サイレントウルフ)母親は
「笑う雌豹」(ラフィングパンサー)の異名を持つ凄腕の傭兵だったのだ。
週末のキャンプに格闘訓練、果てはブービートラップの作り方まで
父親にみっちりと仕込まれ、迷った時は母親に実践のさなかから
戦いのレクチャーを思い出させられ、励まされるのだ。
そんなARMSで、これ以上ないほどオレが好きなセリフがある。
「明日を迎えるために、踏みとどまらなければならない今日がある」
涼の父親、高槻巌のセリフだ。母親の美沙も…主人公たちが
くじけそうになったときには、こう言って彼らを勇気づけた。
その言葉に、オレ自身も勇気づけられている。
爆弾を抱え…沈んだ気持ちのまま薬を飲むが…それだけでは
何の効果もない。潰すべき仕事や悩みに立ち向かい・喰らい
粉砕してこそ…明日を迎えられるのだ。
テストを明後日に控えている。当面の悩みだ。しかし……
逃げることはできない。踏みとどまって闘わなければ明日は来ない。
誰だってそうだろう。辛い時・逃げたい時があるはずだ。
そこで逃げるか、踏みとどまるかで迎える明日は違ってくると思う。
そう信じて、オレは明日も学校に行くのだ。
闘うために…。
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