あの頃はkickよりも無謀だった…大学2年のばたら。 | 元教師・ayanamigagaの航海日誌ヽ(`Д´)ノ

元教師・ayanamigagaの航海日誌ヽ(`Д´)ノ

学校批判・文科省批判・その他徒然に。


大学2年のときだ。オレには片想いの相手がいた。

彼女は『能楽研究会』に在籍していて、オレは新入生と間違えられ

勧誘されたのだ。

能楽には興味があったし、すらっとした彼女に心惹かれ

何人かの人たちと、能楽を観に行った。恋のきっかけはこんな感じだ。


オレは夜間部だったが、昼間はラグビーの授業で教授の手伝いを

しており、運が良かったら、ちょうどサークル棟に向かう彼女に

あいさつ程度を交わすくらいの仲だった。






しかし、オレという男は…好きになってしまうと、

『火のついた石油』のような有様になってしまうのだ。残るのは真っ黒な灰になった自分……うん、バカだ。




彼女が9月生まれと聞いて、オレは「多摩センターのそごう」で¥2000の

ガラスのペンを買った。もちプレゼントにだ。



そして友人のミノル君(本当は違う名前なのだが、飲み会のとき男に振られたクラスメイトに酔っ払って泣きつかれ「ミノルー!ミノルー!」といわれたせいでみんなからも『ミノル』と呼ばれるようになったのだ)に立ち合ってもらい、無謀にも

学校のポストに彼女への想いを綴った「ラブレター」と「誕生日のプレゼント」を

送ったのだ。



結果は、真っ黒な灰だった。彼女から届いた返事には、

「貴方をそういう対象で、見たことがなかったのです」という丁寧な出だしから、

トドメに「私には付き合っている人がいます」と書かれていた。




グレたかって?とんでもない!学校であったとき、オレは彼女に

「ありがとう!」を言えた。プレゼントがうやむやになったのは彼女にとって

心残りだったそうだが、オレは意に介さなかった。「まぁ…いい」





さて、この話にはもう二つ「後日談」がある。


4年になったとき、たまたまオレは2階の学食で彼女に出くわしたのだ。

友達もいないようで一人で昼飯…完璧にサバけたオレは、彼女にあいさつすると

こう言った。



『貴女のような素敵なお嬢さんが、たった一人で食事をなさるとは

見るに見かねますなぁ…いかがですか?私のようなつまらない者でも

おしゃべりの足しにはなるかと思いますが?』


このバカの申し出を、彼女はこころよく受け入れてくれた。


飯を食いながら、彼女は「あの手紙、必死!な感じがしたからねぇ、かえって

私引いちゃったのよ」と言う。オレの方も

『面識あっても、お友達期間なかったしね、ありゃあ失敗だわ』と二人で

カラカラと笑っている。お断りを喰らった直後、誰がこんな風景を

想像しただろう?彼女はポーチから「マイルドセブンスーパーライト」を取り出し

オレに勧めた。


タバコは吸わないが、惚れた女に勧められたら話は別だ。

二人で食後の一服を楽しむ。(しかし、その後3日間ノドが死んだ!)

そして、サークル棟までの道を二人で歩いて、彼女を見送ったのだ。




もうひとつは彼女が留年して、学校に残り卒業式を次の年に延ばしたこと

だった。

『逢いたい』その一心でオレは東京のツレに「卒業式いつだ!」と聞いた。

夜行列車に飛び乗り、ありったけ現金をかき集め花束を買うと、

東京にオレは向かった。


一年たって、逢った彼女は長かった髪を、セミロングにし、

グレーのスーツがよく似合っていた。オレは花束をドンと渡し、

「卒業おめでとう」を言ったのだ。




彼女は、バイトしていたホテルに就職が決まっていたそうだ。

今どうしているかは全くわからない。あの後教室で過ごした時間が、神とやらが

くれた一年分の想いのたけだったのだろう。

……恋は終わったのだ。でもかけがえのない

思い出を残して…実らなかったけどオレを成長させてくれた。勇気をくれた。



多分、今頃結婚して幸せになってるだろうけど、茨城のM・O さん

想い出をありがとう。



























ブログネタ:初告白体験を教えて! 参加中


















































































































































本文はここからファンキーモンキーベイベーズ 公式サイト