自己破産なんて、見出しに書くと『ドン引き』されるかもしれない。
しかし、給料が非常勤に変わって『ガタ減り』したのを、カードを使うことでしのぎ…しまいには、重度のうつで寝て過ごすようになってしまい、クレジットカードが『命綱』だったのだ。
借金の総額は200万を超えていた。そして、大学の奨学金も200万残っている。『負債総額400万円』だ。返せるハズがない。
一年半は、任意整理という制度で支払いを行った。(それでも5年間の返済計画である)
ところが、勤めていた私立高校でトラブってしまい、給料1ヶ月分と引き換えに、オレは退職するハメになった。
収入なんて、全く見込めない。オレは任意整理をまとめた弁護士事務所に、後足で砂をぶっかけると、新たな方法を模索した。(大体、ネクタイもせず、ヒゲも剃らず…一晩中ネットゲームやってたような腐れ外道に、偉そうにされるいわれはない。そんなヤツでも弁護士になれるのがおかしい)
収入のほとんどないオレは、市民相談センターで紹介してもらった弁護士(この人が一番マトモな部類だった)
すぐに、カード会社からの請求を止めてもらい、自己破産の手続きを格安で行ってくれることとなった。
並行して、オレは『生活保護』をも受けることになる。
家賃を市が払ってくれるそうなのだが、オレの当時のマンションは家賃が高すぎた。
転居の費用は、市が負担してくれる。敷金などもそうだ。
(これは、過去の日記に書いた。メリットもデメリットもある)
そして、本格的に自己破産の用意をしなきゃなんない。
銀行で過去1年間の履歴をもらわなきゃいけないのだが、免許が古い住所のままである。
ご丁寧に、おバカなオレは郵便局以外の通帳を、全てなくしてしまっていた…。再発行してもらう必要がある。
と、いうことは…まずは身分を証明する、『免許の書き換え』から始めなきゃなんない。
自転車で、地元の警察署へ行く。住民票は忘れちゃいけない。手続きはあっさり終わった。
免許の裏側に、『新しい住所』が書かれたのだ。
オレは、忌々しい過去に『おさらば』する切符を手に入れた気分だった。