学習塾がよく営業手法でやる校門前配布ですが、今回はそれによる私見を述べたいと思います。

 

 

 

 

 

 校門前配布とは

簡単に言うと学校の校門前で登校または帰宅する生徒に塾のチラシを配ることです。

ポスティングよりは、ターゲット層にダイレクトにチラシを渡すことができるので、塾によっては校門前配布を販促活動として強推奨しているところもあると思います。

 

各種式(入学式、卒業式、始業式、終業式)の後や中学生だとテスト期間中など、特定の期間を狙っていくことが多いです。

 

期間によって、以下のように校門前配布のメリットは異なります。

 

 

 

    

入学式、卒業式

・特定の学年(小1、小6、中1、中3、高1など)を絞ってチラシ配布できる

・保護者にもチラシが渡せる可能性が高い

 

終業式、始業式

・全校生徒が一斉に帰宅する可能性が高く、どの学年にも渡せる

・終業式は通知表の返却後のため成績について不安をもつ可能性もあり、塾のニーズ喚起をおこしやすい

 

中学生、高校生のテスト期間中

・全校生徒が一斉に帰宅する可能性が高く、どの学年にも渡せる

・その後のテスト返却後にテスト結果について不安をもつ可能性もあり、塾のニーズ喚起をおこしやすい

 

 

 

なかには家庭訪問中や夏休み中の全校出校日に行く塾もあります。

まぁ生徒がまとめて帰宅しやすいからですね。

 

ただですよ...

校門前配布をすすんでやりたい!という塾関係者の方ってどれくらいいますかねはてなマーク

少なくとも私の知る限りは、上から言われるからやっているけど、積極的にやりたい!と言っている人はおおくありません。

私もやるときはやっていましたが、今はやっていません。

 

 

 なぜ校門前配布に消極的か

結論、費用対効果がそこまで感じられないからではないでしょうか。

かけた労力に見合うリターンが少ないんですよね。

 

チラシ配りとか、ティッシュ配りのバイトをやったことはわかるかもしれませんが、あれって受け取ってもらえないと結構、メンタルに来ません?

 

小学生は結構、受け取ってくれますが中学生、高校生になるとほぼ受け取ってくれません。中には、配ったチラシを捨てたり、中に入っているノベルティーだけ抜き取ってチラシは捨てられることもあります。

 

特に個人塾はチラシも結構な時間をかけてデザインして、チラシの印刷もノベルティーも決して安くはない費用を費やして準備しているわけで、そんな苦労の結晶を踏みにじられる思いもする可能性があるわけです。

 

そこまでしてやったのに、校門前配布きっかけで問い合わせや入塾ってどれくらいあると思いますか?

 

これで、今年の入塾者で少なくとも3人以上が校門前配布経由だったら、モチベーションも私が10年以上講師やっていて、雇われ時代で3件、個人塾時代で1件でした笑い泣き

つまり3〜4年に1件あったら、いいレベルです。

 

お前の配布能力が低いのでは?と言われたらそれまでですが、受け取ってもらうだけなら結構得意で、1回で小学生なら1時間以内で100部以上、中学生なら50部程度、高校生なら100部以上取ってもらえていましたニヤニヤ(一応、これにはコツがあります)

 

 校門前配布は効果がある?

結局、校門前配布の効果はあるかないかで言ったらあると思います。

 

ただし、私の思う効果は配ったら即入塾につながるものというより、塾の存在を地域に認知してもらうためのものと考えています。

 

やはり塾はとにもかくにも地域に認知してもらうことが大切です。知ってもらわないと、塾を探すときに候補にも入れてもらえないですからねアセアセ

 

認知の方法もいろいろ(HP,SNS,口コミ,看板など)あるとは思いますが、塾をやっている人間を直接目で見られるのは校門前配布くらいでしかなく、「あぁ、この近くに塾があって、こんな先生がいるんだー」って思ってくれたらいいわけです。

 

したがって、校門前配布自体、入塾してくれなくてもいいからまず受け取ってもらえることを意識してやっていました。

 

自分が運営していた教室ではないですが、兄弟がもらってきたチラシを見て、妹の問い合わせにつながったという事例もあるので、最初から学年を絞らず、幅広く配っていくのがいいんじゃないかと個人的には思っています。

 

 受け取ってもらうための方法

受け取ってもらうだけなら、得意だった私。

できるだけたくさん、チラシを受け取ってもらうためにやっていたことをご紹介します。

 

①三者面談の保護者っぽい服装で行く

子供から見ていかにもとっつきやすそうな格好をコンセプトにし、三者面談の保護者っぽい格好で行っていました。オフィスカジュアルっぽいスーツで、下はスカート。

何者かすぐ説明できるよう塾の名札を提げていきました。

気を付けていたのは、スーツにシミや汚れがついていないか前日にしっかり確認し、夏に時は脇汗パッドを使用し汗シミが目だないようにしたこと。

また結構な距離を歩く可能性があるので、ヒールのある靴より、パンプスを履いていきました。

 

②まとまって下校する時期、時間帯に配る

下校する母数が多くないと話にならないので、やはりまとまって下校する時期や時間帯は意識していました。

 

各種式の後(始業式、終業式)、中高校生のテスト期間中などは全校生徒がまとまって下校する可能性が高いので配りに行っていました。

※小学生の場合は地域によっては、全学年一斉下校の曜日があったりします。

 

必ず、事前に塾生に式の日と帰宅時間を確認していました。

 

私はほぼ一人でいくことが多かったですが、一斉下校の日は2名以上で行くのがおススメです。学校によっては門が2つ以上あり、一人であると特定の方角に帰る子にしか渡せないからです。

 

③ノベルティーを用意する

校門前配布では賛否両論あるノベルティーですが、私はつける派です。受け取ってもらうことが目的ですからびっくりマークびっくりマーク

 

同僚の中には、経費削減のためチラシだけ配るびっくりマーク本当に塾に興味がある子だけにノベルティーをつけてチラシを渡すびっくりマークと言っていた人もおり、それも正しい主張だと思います。

 

やっぱりノベルティーをつけると受け取ってもらえる率が全然違います。

 

mono消しゴム、キャラクター消しゴム、動物クリップ、ボールペンなどをよく入れていて、3〜4月はティッシュ、コロナ禍ではマスクなども入れていました。

 

④下見をする

初めて行く学校に門前配布をするときは、必ず下見をしていました。

意識していたのは下校の流れを止めない場所および、配布する児童や他の通行人への安全性が確保される場所を探すことです。

 

↑をやってしまうと、学校側から配布の即中止を求められたり、塾にクレームが入ったり、最悪、児童の交通事故などに発展すると損害賠償を請求される可能性もあります。

 

過去には下校の流れを止めてしまって学校の先生に何度か注意された苦い経験もありますので...下見は必要だと思います。

 

⑤みどりのおばさん的な雰囲気でやる

受け取ってもらいやすい雰囲気を作ることが大切なんですが、私の思う受け取ってもらいやすいというのは、地域に溶け込むことだと思っています。

 

目標は”みどりのおばさん”的な雰囲気でやることで、たまに道路をよく確認せずに横断する子がいたら、「あぶないよ!」って言って止めたりしています。

 

声かけも「〇〇塾です!よろしくおねがいします!」みたいないかにも、っていうのではなく「こんにちは〜」とか「おかえり~」とかそんな感じの声かけをしています。

↑これは校門前配布のプロみたいな先輩社員のやっているやり方を丸パクリしています。

 

つづきます。