さて、今日は、昨日お約束した、
チューリップハットの型紙を無料公開しますよ~~!
さ~、今日も手芸部の部活はじめますよ~~。
今日の手芸部は、「家庭科」というよりも、「算数」です。
覚悟してついてきてね!
ちょっと、算数をやりますよ。
まず、Aのラインの長さを求めます。
このチューリップはっとは、6枚はぎにしますので・・・・・・。
まず、メジャーで頭まわりをはかってください。
おでこから耳を通って、頭まわりの一番大きい長さを出します。
ちなみに、ウチの息子は、54センチでした。
で、54センチプラス4センチ=58センチ
4センチというのは、余裕分です。ちょっと大きめにつくりたいな~
と思う方は、ここの余裕分をもう少しとっても大丈夫です。
58センチ÷6 (6というのは、6枚はぎにするからよ♪) =約9.6せんち
ですので、Aセンチの長さは9.6センチです。
(もちろん、みなさんは、かぶる人の頭の大きさで計算してくださいね。)
つぎに、Bセンチの長さですが・・・・
頭のてっぺんから、耳の真ん中くらいまでのながさを図ってください。
ウチの息子は16センチでしたので、Bの長さは16センチになりました。
いうまでもないことですが、Aラインに対して、Bラインは
垂直に引いてくださいね。
次に、Bラインのてっぺん。ここが、帽子のトップになります。
このBラインに対して、30度の角度に両脇に案内線を
ひいておきます。
なんで、30度かっていうと・・・・・。
帽子のトップがぐるっと360度ですので、
360÷6(6枚はぎだから)=60度
で、60度の半分で30度です。
いいですか~~!ちょっと算数のお時間ですが、
ついてきてる~~?
ちなみに、ここの30度の角度を30度よりもちいさくして
しまうと、のっぽさんがかぶっていた帽子のように
ちょっととんがった感じの帽子になり、30度よりも
大きくしてしまうと、帽子のトップにしわがよって
しまいます。
それはそれで、かわいいですが・・・・。
次に、Cセンチの求め方です。
Bセンチの約3分の一をCセンチの長さにします。
ウチの息子は、Bセンチが16センチだったので、
16÷3=5.3センチ。
なので、Cセンチは、5.5センチにしました。
で、Cセンチにとったところから垂直にまた案内線を
こんどは、Dセンチです。このDの部分は、チューリップハットの
ひらひらのところになります。
ちょっと深い感じにしたければ、Dの長さを長くすればいいわけです。
Dの長さは、Cの長さと同じにとりました。(お好みですけど。)
さて。今度は、Eの長さですが、ここは、Aの長さの1.5倍。
これもお好みです。Eの長さが短ければ、ストンとしたラインの
帽子に、Eの長さが長ければ、ひらひら~~な感じの帽子になります。
一般的なところで、1.5倍にしてみました。
Aの長さが9.6センチでしたので、9.6×1.5=14.4センチ。
ですので、Eの長さは、14センチにしました。
(14.5センチとかでもいいですが、Bラインからちょうど
次に、線の交わるところを自然なカタチになるように線を引きます。
そしたら、Eラインの下のところも、ぷっくりした線に引きます。
帽子のパーツを縫い合わせるときに、このままだと、Eの線が
カクカクしちゃうので、このように、型紙を(縫う箇所で)つき合わせて、
Eの線がカクカクしないように、自然な線に引きなおすのです。
ちなみに、さっきのEラインの下に自然な線になるように少し
ぷっくりした線をひきましたが、それを、「自然な線」にすると、
帽子のふちのところは、丸くなりますが、
上の写真のように、ちょっと大きくカーブした線にすると、
お花のはなびらのようにひらひらした帽子になります。
(ちょっと縫うのが大変になるけど、試してみて)
Bラインでたて半分に折って、切ります。
縫い代を各1センチつければ・・・・・・・
チューリップハットの型紙の完成です!!
これで、兄弟・姉妹で大きさ違いで作ってあげられますね!
明日以降、こんどは、作り方の説明をしますね。