国を愛する気持ちがあるからこそ、心に響く作品なんだろうな。


自分が生まれた国に誇りと愛が持てない事は悲しむべき事だよね。


おそらく、僕を含めほとんどの人は日本という国に対して、誇りと愛は在るんだよ。


ただ、この国の現在と未来を作るシステムや政治を愛せないだけだよ。


この国の歴史や風土、民族性には誇らしい物がたくさん在るのに。


自己犠牲の精神はこの国の特性といっても言い過ぎではない。


なのに、それを持つべき立場の存在が一番それを無くした現実が、この国の現状だよ。


完全に歪んだこの国で、正しいことを主張すれば、粛清されるか抹消される。


目の前の利益と不利益しか見えない小さな感性の塊を量産する教育能力の欠落と、
自己保身と損得勘定のみで人気取りだけが目的の政治屋しか許さない既得権の亡者。


正しさの見識さえ見失えば、こんなものなのかもしれない。


憂う事には意味が無く、嘆いてみても始まらない。

人の嫉妬を利用した、共産的な手法もあまり賛成は出来ないけど。

何かしら出来る事は在るんだろうな。


いつか、愛と誇りを子供に伝えてあげれる国になればいいのに・・・・