人にとって本当の毒とは何だろうか??
男と女とで、大きく変わることかもしれないけど、この場合は男の話。
会社の後輩たちを見てて本当に思うのは戦う事が必要だと解ってない。
長いものに巻かれるというか、現実を受入れる事を当たり前と思ってる。
成功か安寧なのか??
両方あれば良いとは思うけど、結局そんなに甘い話はない。
戦って何かを勝ち取るのか、戦いを放棄してじり貧という現実を、
安寧だと自分を誤魔化して時代を恨んで生きていこうとするのか??
いつの時代も男は戦う業を背負っている生き物だと僕は思う。
プライベートについては人により違うだろうけど、仕事に関しては
お金を稼ぐ行為以外の何物でもないから、成功する事にこそ意味がある。
どんな功績をもって成功かも業務内容により違うとは思うけど、完結に言えば
自分の給料を、自分が望む額にまで上げることが出来れば成功ではないのか??
戦う事を選べば、苦言を言われる事が多くなり、自尊心を傷つけられる事も多く
精神的に追い込まれる事もあるだろうから、それは毒だと思う。
戦う事を放棄すれば、穏やかかもしれないが、いろんな事を諦める結果となり、
夢や目的の無い生き方自体を毒と言う事も出来ると思う。
この両極端な毒の中で、若くなればなるほど後者を選ぶ者が増えていると思う。
諦めというのか、変に大人びたふりをする癖でもあるのか??
それよりも這いつくばって、もがき足掻いてでも成功しようとするのが格好悪い
と感じてしまうんだろうか??
何をするにもスマートさが大事で、足掻くくらいなら諦めた方が良い??
気持ちは理解できるけどね・・・・
結果的になにかしらの毒が存在してしまうなら。
何かが改善する可能性のある方を選ばなければ、光を感じれなくなるよね。
戦っても成功は約束されるものじゃない。でも可能性は全員にある。
戦わなければ、無駄な努力という徒労感はない。でも可能性も存在しない。
だけど、前者を求めて全力を出した人間には、思い残す事はあっても後悔はない。
僕の後輩にはどうしても後悔はして欲しくない。
だから僕は彼らに毒を吐き続けるしかないよね。
何にこだわって生きるかは彼らの自由だから、
僕の生き方に着いて来れない子達は脱落するかもしれない。
それを彼ら自身が決めたことなら、後悔はしないだろうから。
彼らが自らの意思を持って、納得のいく人生を選んでもらいたい。
その強さの足しになるなら、僕は毒を吐き続けよう・・・・・