全てにおいて理想の世界なんて虚構の極み・・・・

人の人生なんて所詮は、妥協と悔恨と挫折の集大成だから。


でも、今思えば希望や理想があるからこそ、そんなものも存在出来たんだね。。。。


今はそんな感情すらも感じなくなったよ。
だって、希望も理想もありはしないんだから。


何を妥協し、何に挫折を感じろというんだろうか?
確かにまだ悔恨の思いは存在しているのかもしれない。


でも、それすらも今はもう遠くに云った気がするよ。。。。


気は楽だよ、使命感も少ないし、なにより時間が追ってきたりしないしね。


ただ、それを幸せと呼ぶなら人の人生に意味なんてないんだね・・・・


人は全てが叶えられないからこそ、希望と理想がもてるんだね。
それゆえに苦痛と焦燥感に苛まれて、それでも前を見て歩くんだよ。


何にも左右されない僕の今は、想いの抜け殻が惰性で動いてるだけの木偶だよ。


今更、何かを取り戻すつもりはさらさら無い。
新しい何かが僕の抜け殻に何かを注ぐのを、今は待とうと思えてるから。


そう思ってみても、この歌は痛いよ・・・・


真実は僕の中に澱のように淀んで、いつか固まるだろう。
その塊が僕の人生にとって一番大事な事だったかもしれないね。


でも、僕はその焦燥と挫折と妥協を克服出来なかったんだ。


僕の幸福と存在の意義はその中にあったかもしれないのに。


だけどね、僕の選んだ選択は間違いじゃないんだ。
それだけは、絶対に間違ってないと言い切れる。


だから、これで良かった・・・・