目の前ある、中学の家庭科の教科書を開いてみる。
そう言えば、家庭科の授業の記憶がないな。
第一章は「パートナーと出会う」
「人は何故、結婚するのだろうか?」で始まる。
ほほう、と読み進めれば
「様々な理由がある」と
前のデートと言いろくな答えが出ないな。
それに今回は、大変な事をはぐらかしている気がする。
考えて下さい。
あなたは宇宙人に拐われました。
で、宇宙船の中で「結婚とは一体なんなのか?」と聞かれたとします。
「子を生む為なら、こんな制度はなくても良いのではないか?」とか「太古の昔から世界共通の仕組みになったのはナゼか?」とか矢継ぎ早に聞かれたら答えられますか?
僕は答えられないね。
いい加減な事が言えない状況なのを考慮しても、緊張してと言うより答えが分からないから答えられない。
個人レベルの話しにしても、
結婚してどんな特典があるのだろうか?
まずは、社会的信頼が上がると言われていることから。
なんとも抽象的すぎてどうなのかが判らんからパス。
次ぎは具体的には家事全般をやってくれること。
中々良いなと思ったが、
最近はそれを手伝えと主張する細君も現れているらしい。
それなら女中でも雇った方が良い気がした。
まさか女中が、手伝えと文句を言いだすはずがない。
逆にデメリットならすぐに上がる。
休日や結婚記念日の家族サービスを要求したり、
突然、俳優や他の旦那と比較されたり、給料は自由に使えなくなったりと。
だが、女中ならこの手の悩みは発生しないはずだ。
子供だってそうだ。
僕は赤ん坊の相手は面倒だと思う。
家に親戚の赤ん坊が時々来るが、来たときより帰ってくれた時の方が嬉しいと感じてしまう。
時々でこれだから、毎日なんて苦行だろう。
苦行の先待つのは、多額の教育費と反抗期。
中には良い顔をしといて裏で家出を計画する輩までいる始末。
これは、自分の子ではなく養子すれば問題は解決する気がするな。
引き取るタイミングは物心付いた後にすれば、反抗期なんて現れない上に孝行も通常より期待できる。
見直してみたら良いことずくしではないか。
将来の人生設計はこれで決まったも同然ではないか!
結婚なんて要らなかったんだ!
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