「遠いけど、そのうち休みが合う日に行ってみようね 」って
前から話してたお店のモーニングを食べ
たわいもない会話をし、ちょっと幸せな1日の始まりだった。

当直明けで疲れてるだろうに連れて行ってくれた旦那に
感謝すらしていた2018年11月30日。

それが一転し、どん底の日々の幕開けになるとは
夢にも思わなかった。

帰宅後、その店に自分のスマホを忘れたことに気づいて
旦那のスマホから店に連絡を入れ
預かってくれている事を確認した。

夕方取りに伺いますので、それまでお手数ですが
お預かりをお願いしますと電話を終え
ついでに調べモノをしようと
」をフリックした時だった。

予測変換でトップに表示されたのは「風俗
その時点で悲しみや怒りの感情はなく
衝撃的でもなかった。

風俗に行ったのは間違いない」という確信。

証拠を集め、ひとまず旦那の言い分を
ボイスレコーダーに録音しなくてはと、瞬時に思った。

「検索しただけで実際には行ってない 」と
嘘をつく旦那の姿が予想でき
同時にそんなはずがない、そんなこと通用しないだけの証拠を見つけてやると思っていた。

そこから、検索履歴、GoogleMapのタイムライン、マイプレイス、ソープ店の特定、行ったと思われる日時の動向など調べて
結果はクロ!

そんなことを次々に調べられてるとは
思ってもいない旦那は
インカムつけて楽しそうに
PCのオンラインゲームで遊んでいた。

とりあえず、自分のスマホが戻り
ボイスレコーダーが
使えるようになるまでは
何も知らないフリをする事にした。