施設での業務が、自身のフロア担当が変わり、心機一転!

 

 

”一からやり直し”の部分にも「まあ、神さまが導いて下さるんだから、何とかなるだろう」と高を

括っていたのですが、

 

最初はやはりチーム・ケアという仕事の性格もあり、どう入り込んだよいのか迷うところも沢山ありました。

 

 

でも、真剣に仕事をすることを通して見えて来るものがあり、「一つ一つの事象を解決していけるように一歩一歩努力すれば良い」と思えるようになりました。

 

 

 

 

そこでまず最初に感じたことは、利用者の皆さまと勤務している介護職員との距離の取り方についてです。

 

 

 

 

神さまがボクに教えてくださったことは、「人間の考えから出ている努力には近寄らない事」でした。

 

つまり利用者様ひとりひとりへの心遣いから顕れる介助には関わっていくが、職員自身の肉の欲望から出ていることには一切離れていることでした。

 

そうすると、介護職員の方から利用者様に対して距離を設けてしまってるのではないか』と疑われるところが見えてきたりするのです。

 

これはもう、人間の負えるところではもはやありません。

 

 

 

 

介護職員は、国から利用者様の生活についての介護を任命されている職ですから、生活に入るためにはこの資格を上手く使わなければいけません。

 

国から授与された資格を以て、本人様またそのご家族様方に対して信頼をして頂いた上に、身体介助を初めて行うことができるのです。

 

つまり、私たち一人ひとりの介助を通してその人となりが見えると同時に私たちが適用している技術の一つ一つが結ぶが見えて来なければいけないのです。

 

そして、その技術が結ぶ形とは、すなわち利用者様の安心と安全です。