今日は仕事に出掛ける前に、一つのみことばを与えられました。
アブラムは、親族の者が捕虜になったと聞いて、彼の家で生まれた奴隷で、訓練を受けた者三百十八人を招集し、ダンまで追跡した。
これを読んだ時、先ずその聖書箇所の背景を思い浮かべました。
- アブラムと甥のロトとが、互いに争いを起こすようになってアブラムから「それぞれに別れよう」と打診し、そのように別れて行ったこと。
- アブラムは主の御心に沿って住むべき土地を探し出し、一方のロトは自分の目にかなうところが神の御心に沿わない別の地を選んだこと。
- 罪人の多く住む土地に住み苦労が絶えないロト。さらに神の呪いの中にあるその地に禍が起こったこと。
- ロトがそのようにして捕虜になって連れ去られた、と聞いてすぐに自分の手を差し出す決心をしたアブラムのこと。
このようにして見てみますと、”正しい者と悪い者”という形で分けられたように見えながらも、同じ血を分け合った家族また親族の関係は簡単になくなるものではないということを思います。ましてや、神さまの御手の中ではなおさらそうです。
私と私の家族とは主に従う。