今年2023年は、12月31日が日曜日ということもあって”大みそか礼拝”で幕を閉じますが、
こうして一年を振り返ってみますとボク自身は「聖書を人々にお伝えすることを通して日本の国内と海外とを行ったり来たりしていた」ような感覚があります。
また、”年末の捉え方”についてもそこには違いがあります。
施設にて生活しておられる年配の方々には、やはり年末と言えばお正月というのがメインロードなのです。
一方の斉唱のキリスト教国においては、クリスマスがメインロードなのです。二週間続くお祭り期間の中にお正月もまた組み込まれているのです。
よってボクが話で海外へ行ったり日本へ行ったりしていると、おじいちゃんおばあちゃんの中には「ああ、お正月がやって来たな」(やっと日本に帰って来たな)との”ホッとする声”を聞くこともあり、感慨深い思いを持ったものです。
話は変わりますが、
最近、西欧特にアメリカからの情報には「災害」やら「市民生活の堕落」やら善くは思われないものが多く聞かれ、良いイメージを持つことができなくなっていました。
が、年末にクラシックコンサートを聴くことがきっかけでアメリカのThe Count Basie Orchestra によるクリスマスソング集をCDで買うことができました。これが良い!
昔からの底抜けに明るいswingしたクリスマスソングに、心浮足立つのを覚えました。「これがアメリカだよな!」
戦争やら混乱が起こって世界的には厳しい年末となりましたが、このような素晴らしい文化はいよいよ継承されていって欲しいなあ、と思いました。