不思議な事が起こっています。
例えば、神さまのことについて、施設の利用者さん方の前で語ります。
すると、しばらくたつと、そこに語ったことが実際に生きていることを利用者さんの生活の中に発見するのです。
ある人は元気になり、またある人は探していた記憶を思い出しています。
そして、また私自身も、絶えず機会を探しては、個人的にも語ります。
他者との間で、自分の義を守ることに葛藤を覚えている人。 ―「自分のことでもあるんです。」
自分の辿ってきたすべての道が、神さまによって一つの目的のために整えられてゆく。
―それは、『一人の生まれたままの罪人であった人間が、苦しみ、悲しみを通して神のもとに導かれてゆく』というものでした。
神さまに触れられ、自由にされて、神さまの御思いに、自分の心が変えられてゆく。