金融市場週間予想(3/18-3/22)
中央銀行金融政策決定Week
2024年3月17日現在における3月18日から3月22日までのドル円相場の週間収束ポイントは150円02銭となっています。
この予想は過去200週間の為替や金利その他17市場の金融商品を基に統計手法による分析を行い計算した結果によるものです。
週末(8日)の米国株式市場は反落しました。S&P500種株価指数は前日比0.65%安の5,117.09となりました。ダウ工業株30種平均は0.49%安の38,714.77ドル、ナスダック総合指数は0.96%下落しました。ドル円は149円04銭で終了しました。
今週の収束ポイントは以下の通りです。
ドル円150円08銭 ユーロ円162円28銭 豪ドル円98円08銭 日経平均37,148円 NYダウ38,658ドル 日本国債(10年)0.73% GOLD 2,098ドル となっています。
今週は、日銀、FRBなど金融政策決定が集中する週となっています。火曜日に日本、オーストラリア、水曜日に米国、ブラジル、インドネシア、木曜日に英国、トルコ、スイス、メキシコ、金曜日にロシアとなっています。
日銀のマイナス金利解除は濃厚で、先週のブログに書いたように、市場には既に織り込まれているものと思われます。
注目は、米国FRBの利下げ見通し(年内に3回)に変化が見られるかどうかで、先週の各物価指数(CPI、PPI)が下落傾向を見せなかったことから雲行きが怪しくなっており、米国10年国債の利回りは急上昇しています。利下げ見通しが後退することになると、ドル高円安の動きが加速することになります。
英国、スイス、オーストラリアは据え置きが予想されていますが、メキシコ、ブラジルは金融緩和に着手するものと思われます。
以上の相場予想はあくまでも統計分析に基づく安定収束モデルにより推計するものですので、この予想に基づいた投資の結果に対しては一切の責任を負うものではありません