はい。タイトルの通りです。

どうゆうことか。

いたって普通の自転車です。

が、前かごの接合のねじが取れていて

何もいれていなければ

ガタガタ

振動で揺れます。

揺れると、金属的な高い音……たとえるならタンバリン? がします。

この状態で、ドブの蓋の上を通るんです。

我が町のドブは、30センチ間隔ぐらいで穴があいています。

その穴の上を通れば、当然、自転車に振動が伝わります。

その時、奇跡のリズムが生まれるんです。

タイヤと穴が擦れて、自転車全体がドコ、ドコ、と低い低音を鳴らし、

ねじが外れた前かごが、シャンシャンと高音を鳴らす。

穴の大きさは一つ一つ違うので、

そして前輪、後輪でそれぞれ穴にあたるので、

奇跡のグルーブを感じられます。

穴によって音がでるので、リズムはほぼ不規則ですが、

たまに、そろう時があるのです。

3回連続アクセントとか

8ビートとか

偶然が作る音楽。

最近、帰宅が楽しいです。

×10の今日の一日