ソフウェーブSofWaveを本格始動いたしました。
クロスクリニック銀座石川が、
日本初、アジア初の
SofWave第1号機をゲットしました。
ソフウェーブ(SofWave)は、
美容医療機器の世界では、誰もが知る超大物、シネロン社の創業者Dr. Shimon Eckhouse
が立ち上げたことで、業界では今、話題騒然の新機種なのです。
ざっくり!
ソフウェーブとウルセラ(HIFU)との比較してみます。
ちなみに、
ソフウェーブはウルセラを超える機器を目標に開発された・・・と言われています。
(超えたかどうかはあとで・・・)
ウルセラ=高密度焦点式超音波(HIFU)は、
超音波を焦点化することで、点状の熱凝固を作ります。
ウルセラのような高出力HIFUでは、
点の中心部は60℃を超えるのですが、
小さな点状にしたことで、熱の損傷範囲は限局し、
1点の照射時間が短く、時間的な熱の広がりも少ないため、
安全性を確保することに成功しました。
長所は短所なり!
ウルセラは熱の範囲を限局したことで、
熱の広がりが少なく、周囲組織のコラーゲン産生効果は
熱の広がりが大きなサーマクールに比べて少ない
と言う弱点にもなります。
この弱点を克服するために、
私石川は、
ウルセラとサーマクールの同時照射や
ハイフシャワーのような、低出力HIFUの連続照射による刺激で
ウルセラとの併用を行ってきました。
さて、ソフウェーブは、
点状ではなく、ある程度の熱の広がりを持つ
立体的な熱プロフィールを形成します。
ソフウェーブ(Sofwave)のエネルギー技術は、
Synchronous Ultrasound Parallel Beam SUPERB™ technologyと命名され
同期平行超音波ビームが日本語名です。
超音波をHIFUのように点にするのではなく、
円筒状に同時同期照射するシステムです。
深さは1.5mmが熱の中心ですが、
照射時間が長く、
サーマクールのように秒単位で熱を拡散し、
熱が有効に及ぶ深さの範囲は、
0.5㎜~2.0(2.5)㎜位です。
拡散する熱から表皮を守るため、
機器がシステムで皮膚表面をコンタクトクーリングしています。
これもサーマクールとそっくりです。
熱の凝固は、点ではなく
皮膚面と平行に横たわる立体的円柱です。
円柱の向きを工夫することで、
リフトアップ効果や面の引き締めを作ることができます。
この辺の照射技術は、
ウルセラやサーマクールの照射技術を応用することができます。
たるみ治療での
ソフウェーブの弱点は、
真皮深部や皮下組織の刺激ができないことです。
照射深度は、ウルセラ4.5㎜や3.0㎜には及ばないのです。
解決策は簡単です。
ウルセラとの同時照射です。
ソフウェーブは、ウルセラとの相性がすこぶる良いです。
長期的たるみ治療には、ウルセラがお勧めですが、
ソフウェーブは、
当初、機器の理論から考えていたより
単独でもリフトアップ効果があります。
その辺を含め、
ウルセラやサーマクールの経験者
マニアの方々は、
是非、一度、受けて見てください。
ちなみに、表面麻酔が必要です。
痛みはそれほどではありませんが、
ないわけでもないので、
痛みに弱い方や
ウルセラーやサーマクール未経験の方はお止め下さい。