デンマークのエリプス社が開発した
光治療器(IPL)の進化版I2PLのNordyls(ノーリス)をテストしてみました。
ちなみに、エリプス社は、昨年9月にシネロン・キャンデラ社に吸収合併されています。
赤に強い、つまり、毛細血管拡張や血管腫に効果が強い、とのこと。
その実力はいかに?
とにかく、やってみる!
ハンドピースは、メラニン中心、赤(血管)中心、脱毛用
全顔照射用とスポット用
スポットは丸ではなく6角形です。
丸だと複数照射すると、隙間ができるか、重なる部分が出来てしまいますが、
6角形だと、蜂の巣のように隙間なく綺麗に照射できます。6角形照射はルビーレーザーのThe Ruby Z1と同じです。
鼻の横の血管にピンポイントで照射
ハンドピースは軽くてとても使いやすいです。
正直言って、この数年、IPLにはあまり興味がありませんでした。
IPLは1台で色々な用途(例えば、しみ、赤み、しわ)で使え、ある程度はレーザーの代替えになるのですが、
しみに効くレーザー、赤みに効くレーザー、しわに効くレーザー、をそれぞれ持っていれば、1台で何とかするのではなく、一人の人に何台ものレーザーを使用して、より専門的な治療ができるからです。
もっと言うと、うちには、しみに対してだけでも、ピコレーザー(ピコウェイ)、QSルビーレーザー、QSYAGレーザー2台(レブライト、トライビームプレミアム)、QSアレキサンドライトレーザー(アコレイド)の5台があり、しみの状態で使い分けたり、一人の患者様に対しても、部位やしみの性状により、複数のレーザーを照射します。
IPLが良いのは、顔中に多くのしみがある人に、初回に顔面のしみをダウンタイムを少なく、ざっと薄くしていくのに便利なことです。あと、患者受け(素人受け)が良いので、今でも、とりあえず、IPLみたいなところあります。
今回、ノーリスに興味を持ったのは、
ノーリスが赤に強いと聞いたからで、赤に効けば、肝斑に応用できるかも?と思ったからです。
結果は、短期使用では、肝斑の効果は判定できませんでしたが、
光治療(IPL)としては、しみ(メラニン)にも赤(血管)にも、かなり切れが良い印象です。
なかなか良いんじゃないですか!
只今、私クロスクリニック銀座では、
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