親子留学のブログがまだ書き終わっていない中ではありますが

先週末は待ちに待った私のMBAオリエンテーションでした。このオリエンに合わせて、中国には約1週間前に戻ってきています。(留学記はまた追々アップしていきます…ビックリマーク

 

2年前MBA受験を決めた時、1年前MBAに合格した時、今の入学時点の自分はもっと成長している予定でしたが、至らない点(英語力、知識量、コミュニケーション能力、体力、記憶力…)に頭がいっぱいで、ワクワク3%、不安97%という状況ですゲロー

 

土曜朝早くからのイベントだったので、香港に前泊です。

出発前は、子どもたちも、生まれて初めての母の泊りがけの不在で「パパだけで大丈夫?ご飯はあるの?」と不安そう…(もちろん、夫にしっかり任せていて大丈夫です笑い泣き

 

そんな子どもたちに、不安な顔をみせまいと「ママは新しい学校で友達100人作ってくるからね!」とカラ元気

 

当日は朝から土砂降りの雨模様。

8:30にAdmiralty駅に集合し、バスで会場に向かいます。オリエンテーションは香港島の南部に位置するフラートンオーシャンパークホテルというところで執り行われました。

 

 

午前中はパートタイムの学生のみでのオリエン、午後はすでに始動しているフルタイム学生も交えてのチームビルディング&ネットワーキングとのこと。

 

 

ホテルに到着すると、6月のネットワーキングイベントで仲良くなったメンバーと再会し、一気に緊張がほどけます。

ウェルカムコーヒーを片手に、「どんなことやるんだろうね、今日は勉強ないよね?!」なんてことを雑談しているうちに、ああ、みんな同じようにワクワクと不安な気持ちでここにいるんだと安心しました。

 

オリエンテーションでは、退職したばかりのアドミニのヘッドが最後のスピーチを送ってくださいました。

 

 

その後、アドミニ゙からカリキュラムの説明。

パートタイムでは、5週間単位のモジュールで区切られていて、1モジュール1教科を学んでいきます。基本的に、最初の1年は基礎科目、2年目は選択科目を取っていき、最短で2年で卒業できるようになっています。

単位をとるためには、授業中のアウトプット、グループワーク、プレゼン、レポート、科目によってはペーパー試験、出席率70%以上。

友人たちと「向こう2年は週末のない生活が始まるね〜」と苦笑いし合います笑い泣き

 

ホテルが用意したランチブッフェをとり、しばし雑談タイム。午前中からランチまで、仲良くなったメンバー3名と過ごしていたのですが、彼女たちの紹介を少々。

 

友人A・・・高校時代に家族でカナダに移住した香港人。トロント大学で学び、卒業後は単身帰国し、20年来香港の外資系企業に勤務。

 

友人B・・・シンガポール人の両親を持つ香港人。ケンブリッジ大学でバイオケミカルを学び、卒業後は香港で保険会社のIT職に従事。

 

友人C・・・純ジャパ母と近所に住む中国人。フランス留学経験あり、直近勤務している伝統的な中国食品企業に不満を持ち、現在シンガポール系外資企業に転職活動中。

 

純ジャパ母・・・中国に駐在帯同中の日本人。短期語学留学以外の留学経験なし、日本の大学卒業後、日本の金融業界に従事(ちょこっとだけ台湾駐在経験あり)、現在休職中。

 

みんなそうそうたるバックグラウンドで、気後れしかしませんあせるアジアの富裕層&高学歴は、若いときに欧米で学んでくるのが当たり前なのねと思わされますチーン

当然、みんな流暢な英語を操り、友人Aの早口英語は時々聞き取れないこともあります…笑い泣き

 

 

ランチ後はいよいよ、フルタイムの学生が合流してチームビルディングイベントです。

 

 

セッティングされた会場には、24チームに分かれたテーブルに椅子が並べられて、自分の名札に書かれた番号のテーブルにつきます。純ジャパ母はフルタイム2名、パートタイム3名の5名チーム。

 

長年、香港大学と懇意にしているというチームビルディングの専門業者が来ていて、ものすごいハイテンションで始まりますポーン

 

1.名刺交換伝言ゲーム

 

自分の名前をカードに書きます。それをもって、近くの人と自己紹介し合います。お題は、家族構成、好きな食べ物、隠れた才能、なぜMBAか。

そして、相手のカードを受け取り、また違う人を捕まえて、手元のカードの人の紹介をし合います。それをどんどん続けていきます。

 

1人目は顔も名前も一致するからいいのですが、2人目以降は、手元の名刺に書かれた名前の人のことを違う人に紹介し、また相手からも紹介されなければなりません。そのうち、顔も知らない誰かの他己紹介をし合うのに必死で、会場のあちこちに笑いが起こり、熱気に包まれ、5人目まできたところで終了。私はその時点で色んな人の情報が混ざってしまい、だいぶ記憶が混乱してしまいましたが、ウォームアップにとてもいい遊びでした笑

 

 

2.巨大ピタゴラスイッチ

 

いよいよ本番。チームごとに、ピタゴラスイッチ装置を作って、全部のチームを繋ぐというもの。所要時間は2時間。お題はそれだけ。「Don’t panic!」と言われて始まりますが、全員何が何だかわかりません。

 

まずは、各チームリーダーを一人決めて、リーダーのみ招集されます。リーダーは隣の席に座っていた男性がジャン負けして引き受けてくれました。

 

各リーダーに、装置のイラストが描かれたカードが4枚配布され、リーダーはそれをチームに持ち帰り、3枚以上のカードの装置を使い、どの順番でボールを繋いでいくかを検討します。

ボールが水平移動するもの、坂を転がるもの、垂直に落ちるものなどがあるので、まずは全員で議論。速度を落とさずにどうやってボールを進めていけばいいか、これは割と全員一致ですんなり決まりました

 

次に、またリーダーが集められ、積み木や段ボールなどが入ったボックスを持って帰ってきます。

 

さあ、ここからいよいよ製作開始!ほとんどのメンバーが最初の装置から作り始めるものの、途中でどうやって前後のチームと繋ぐのか?という疑問が出てきます。それも各チームで交渉しなければなりません。

 

私は前後のチームのデザインを確認しに行き、自分のチームとの連結方法を提案しました。

そして、リーダー以外のメンバーが3人がかりで最初の装置の微調整を始め出したので、2番目、3番目の装置の全体設計、高さの調整が必要だと思い、自分の方でざっくり積み木と段ボールを使ってその後に続く装置の土台をこしらえます。

 

全体調整を完了してから、2、3番目の装置の製作を担当。他のメンバーから「2番目のイラスト見ても全然動く仕組みが分からなかったけど、こういうことなんだ!すごいね~ラブラブ」と感謝され、嬉しくなります笑子供達との積み木遊びが役立ちました!!

 

みんなでトライ&エラーを繰り返しながら、何度も実験を重ね、ついに完成!!チームの装置が最初から最後まで作動し、みんなで興奮しながら大喜びしましたドキドキ

 

最後、各チームでそれぞれの装置を披露し、すべてのピタゴラスイッチをつなげ、スタートさせます。ボールはもうあちこちで停まり、そのたびに担当チームが手でちょいちょい進めるので笑いが起きます。

デザインが美しいチーム、イラストにはないオプションを加えたチーム、全員のクリエイティビティとチームワークすばらしかったです。

 

気づけば朝から土砂降りだった雨もやみ、海が見通せる状態に。私の心も同様に、このメンバーたちと2年間、一緒に勉強していくのが楽しみになり、ワクワクが3%から10倍の30%に上がりました!!音譜(でもまだ不安70%…笑)