9:30にバンクーバーを出発し、12:00(+1時間の時差)にカルガリーに到着し、まずはレンタカーを調達します。

 

カルガリー空港の案内表示が分かりづらく、人の流れに乗って歩いていたら国際線ターミナルに…笑い泣き 出口を求めてさまよい、小さな従業員用扉みたいなところをくぐると無事に到着ロビーに出られました。

 

 

そこから空港ビルを出ると目の前にレンタカービルがあり、複数のレンタカー会社のカウンターが連なっています。事前に予約したDollarのところだけなぜか長蛇の列…そして、オペレーションが遅く、30分待ちます。

 

 

子供たちを近くのベンチに座らせ、一人で前も後ろも筋骨隆々の白人男性たちに挟まれていると異星人の気分ニヤニヤ バンクーバーでは人種気にならなかったですが、こちらはアジア人をほとんど見かけません!これは各観光地でもそうでした。

 

ドキドキしながら自分の番がきて、パスポート、国際免許証を提出します。追加の保険加入を勧められましたが、2日間だけなのでと断りました。デポジットで350ドルを上乗せされ、契約書にサインをし、カード決済をしておしまい。

ちなみに、返却時にデポジットを抜いたレンタル金額のみ請求されました。

 

 

13時過ぎ、まずはドラムヘラー目指してレッツドライブ

結婚以来、国内外の運転はすべて夫に丸投げしていた純ジャパ母。久々に左ハンドルの海外ドライブで内心ドキドキ。

 

Googleマップの道案内とともに11歳の息子にナビゲートを頼みますが、指示もあいまいな上、運転もへたくそなので、何度も曲がるところを間違えます。

 

 

どっちせいだの言って責任をなすり付け合いながら、なんとか道沿いのガラガラのショッピングモールに入り、サクッとランチナイフとフォーク

 

 

カルガリーを出ると、ひたすら一本道なのでようやく本領発揮。ラジオなんかかけながら快適に走ります。

 

 

15時前には、最初の目的地、奇石にたどり着きます。思っていたより規模は小さく、グランドキャニオンのミニチュアみたいな感じでしたが、崖のてっぺんまで自由に歩けるようになっていて、脚に自信のある成人男性たちがよじ登っていきます。

 

 

我が家は娘が途中でギブアップしてしまったので、私もそこで一緒に待機することにし、息子は果敢に一人で頂上目指します。

 

 

※息子が頂上で撮ってきた写真

 

一緒に上ってくれた男性たちに助けられながら、戻ってきたときはもういっぱしの冒険家の様相。

 

 

「ぼく、趣味は登山だわ~。人生はこの達成感がたまらないよね!」と自慢げに話しているのを見て、山の頂上の先っぽの先っちょだけを登っておいてよく言うわ、というのは胸にしまいながら、こういう経験をたくさん積むことが子どもの自信を育むんだろうな、と思いました。

 

 

奇石は1時間ほどで後に、次の目的地のロイヤルティレル博物館に16時半に到着

 

 

カナダの夏はまだまだ明るいです。

アルバータ州は世界有数の恐竜化石の発掘地で、恐竜マニアにはたまらない聖地の模様。そこまで恐竜熱が高いわけではない親子ですが、圧倒的な恐竜化石に囲まれてどっぷり2時間滞在しました。

 

 

博物館の恐竜の化石の多くはレプリカだそうですが、この博物館の標本は半分以上、本物の骨を使っているそう。

 

 

途中で、化石の復元ラボで、実際の作業も見ることができました。

 

 

 

そして、この博物館の展示が非常に分かりやすい。順路には古生代から新生代までの時系列に沿って、その時の地球の状況と、生き物たちの様子が展示されています。

 

 

地質学の歴史における人類の歴史の短さ人間の小ささ、その中で起きている人々の生活の営み、驚くべきスピードで進む人類の文明、自然破壊、異常気象…そうしたことをまた違った視点、スケールで考えさせられ、非常に勉強になる時間でした。

 

その日はまた1時間半かけてカルガリーに戻り、20時、予約していた町はずれのモーテルに泊まりました。

 

近くのレストランで夕食を取ろうと思いましたが、バータイムになっていて子供は立ち入り禁止。アルバータ州はバンクーバーのあるB.C.州よりお酒に関する法律が厳しいです。リカーショップも子連れはお断りです。

 

レストランの隣にあった大型スーパーSAFEWAYで歯ブラシと簡単な夕食と翌日の朝食入して宿に戻り、部屋食に。この日は久々の外泊を満喫して朝までぐっすり眠りました。

 

つづく…