さてさて、期待と不安いっぱいの親子留学まで3日を切りましたが、事前準備についてもまとめておきます。
フライト
駐在都市からの直行フライトがなく、一度日本に立ち寄ってからバンクーバーに向かいます。
今回使うのはZIPAIR
JALグループのLCC(格安航空会社)です。
※JALさんから画像お借りました
2024年3月バンクーバー線が就航しまして、今回、片道料金約5万円!(時期と繁閑により変動)もともと、寝るだけのフライトなのでシンプルイズベスト、発着時間(15:40成田発-8:25バンクーバー着)もよく、子連れ移動しやすく、大変おすすめです。
LCCなので、預け荷物や機内食など都度料金かかりますが、3人で片道18万円に収まりました。
到着日はホテルで体を休めたいので、アーリーチェックインで空港近くのホテルを1泊確保し、翌日からホームステイ先に移動します。
カナダ入国手続き
・3名分の 電子渡航認証(eTA)
https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/visit-canada/eta/apply-ja.html
外国籍の旅行者が空路でカナダに入国する場合に必要となります。ビザは、観光ビザで入国します。
・未成年渡航同意書
たとえ親子で行こうとも、片親による子供の連れ去りを疑われることがあった場合のお守りとして、夫の同意書を取り付けておきます。
病気ケガした時
これは子連れ旅の一番の心配の種。
母になって11年、純ジャパ母も、数々の子どもたちの病気・ケガの場数は踏んできました。慣れない中国生活による子どもの体調不良も経験済みです
これはもう余裕をもった旅程を組んで無理をしない、備えあれば憂いなし、という予防と事前の対策が一番。
万が一通院となった際、バンクーバーの病院は予約制ではないようで、発熱だけでも緊急外来にかかって数時間待つ模様。薬の処方にも時間がかかるようです
息子は風邪をひくと気管支をやられやすく、娘は乗り物酔いしやすく、疲れが出ると高熱が出る。それぞれの体質に合わせた常備薬を準備します。私も、オンライン診療のできるフォアクリニックさんで必要な渡航常備薬を購入。
また、学校側より、海外旅行保険の加入を求められます。1ヶ月も滞在すると3人で5万円くらいかかってしまいます
純ジャパ母は、加入しているクレジットカード会社に付帯されている海外旅行保険約款を調べて、保険期間、治療費や入院費、救助費用など十分にカバーされることを確認した上で、あえて追加では加入しませんでした
最後に、カナダの法律では12歳以下の子供を一人で家に残すこと、あるいは子供だけで通学させることは違法となります
なので、万一、純ジャパっ子のどちらかがダウンしても、ステイ先に病気・けがのこどもを療養させて、保護者ともう一人の子が学校に行くことが法的に許されていません
また、私が倒れた場合も、子どもたちだけで学校には行けません
3人のうち誰かが体調を崩したら、全員身動きとれなくなるという、一蓮托生の運命共同体…
子どもだけのホームステイの場合は、保護者がホストファミリーになるのですが、親が一緒に滞在する場合は、あくまでも保護者責任は、親である私にあります
SIM、アプリ、ポケットWiFi
続いての命綱、携帯電話、PC関連の準備です。
当初は、ポケットWiFiもってけば一発解消じゃーんと思っていたのですが、1ヶ月以上もいると数万円かかることが分かります
確認したところ、ホームステイ先はネット完備、バンクーバーは至るところでFree WiFiが使える、というのでWiFiは何とかなりそうです。とはいえ、移動中など、携帯電話で何度もWiFiにつなぎ直すのも大変ですし、30日カナダ・10日アメリカという旅程をこなすために、中国のタオバオで北米用SIMカード40日分(日本の半値程)というのを購入してみました。
また、すっかりアプリ社会の中国生活に慣れきっておりましたが、カナダはそこまでハイテクが進んでいるわけではないそう。
Google mapと、What’sApp(日本でいうLINE)、Google Pay、Apple Payがあれば生活できるとのことなので、このあたりのアプリは事前に入れておきます。
お金
クレジットカードを数種類準備。これも、特に最近のオンラインセキュリティは厳しく、認証されないものだと使えないことも多く、本人カードと家族カードとそれぞれ準備します。
チップも最近は現金で渡すこともほとんどないとのこと。現金は3万円ほど事前両替しました。