子ども達が通うインターはIB認定校![]()
IBはスイスのジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構
が提供する教育プログラムで、
小学校に相当する初等教育(PYP)
中学から高校にあたる中等教育(MYP)
高校最後の2年間で履修するディプロマ(DP)
の3課程があります。
DPを無事に取得すると、その成績によって北米やヨーロッパ、アジアなど幅広い大学に出願できるようになります
つまり、高校卒業資格になるわけですね![]()
DPさえ取得すれば卒業資格は得られるので、それまで別のカリキュラムを受けてもいいわけですが、一貫校でIBの理念を初等教育から取り入れられます。このあたりのことはまた別の記事で触れたいと思います。
ちなみにIBのlearner PlofileとSDGsの枠組みがダブるの私だけでしょうか![]()
さてさて、そんなIBプログラムの中でも大事な節目の一つであるPrimary Years Programme Exhibition(PYPX)は
初等教育の最終学年(子供たちの学校だとYear5)が行う、学習成果発表会です![]()
このプライマリースクールの最終プロジェクトで、小学校生活を通じて学んだすべてのスキルを駆使することになります。
すべての生徒が個人的に興味のあるテーマについて、自ら調査を行い、行動を起こすことを目指します![]()
卒業年次のYear5である息子は4月下旬にクラスメイト3人とチームを結成し、人種差別が世の中にどのような影響をもたらすのかを知り、アクションにつなげるというテーマで、調査・研究を進めていました。
他の2人がヨーロピアンだったことあり、かつてのヨーロッパの独裁者についての詳細なリサーチなどもあり、日本では出会えなかった仲間たちと、日本ではできなかった経験ができたよう![]()
PYPXでは、体育館の中で各ブースに分かれて研究成果発表が行われ、親たちはそれぞれのブースを回って、子ども達に自由に質問ができます。
どのブースも、社会問題や環境問題に焦点をあてた、素晴らしいプレゼンをしてくれました。
息子もまだまだ仲間たちに引っ張ってもらってますが、これからSecondaryに進級してどんな成長をしていくのか楽しみですな![]()




