金来軒本店 @ 那珂湊(ひたちなか海浜鉄道) | CroquettePunchの “ 呑んでたまるか!”

金来軒本店 @ 那珂湊(ひたちなか海浜鉄道)

ひたちなか那珂湊いうたらアレですよ.

 

 

漁港併設のおさかな市場ね,なるほど,それもいい.

 

それもいいけどね,私などといたしましてはアレですよ.

 

 

こちらを断然に推奨いたすのです,いかがでしょうか.

 

「金来軒本店」の名物カニチャーハンです,いかがでしょうか.

 

 

その前に私といたしましては是非アレです.

 

この日の波乱の顛末などもお話しせねばなりますまい.

 

 

え? そんなんくそどーでもいいよって?

 

別に聞きたくもねえよって? まあ,そうおっしゃらず.

 

 

那珂湊着はお店の開店時間の50分前です,実際の話.

 

なんとなれば余裕を持て事に臨むを信条とする男だからです.

 

 

開店前に待機していたのですが開かない,実際のハナシ.

 

開店時間20分過ぎてもシャッターの上がる気配もない,どゆこと!

 

 

ほらね,ほらね〜,言わんこっちゃねえとはこのことよ.

 

遠路足を運んだというのに超最悪博覧会とはこのことよ,ぶはは.

 

 

そんな場面に備えて抜け目のない男です,実際のバナシ.

 

しっかり次の候補店を用意してあるという転ばぬ先のツエ男です.

 

 

ところが,アッチョンブリケ!こういうことです.

 

もはやすべての運気にも見放された男,そういうことです.

 

 

こういうヤバめな場面では焦っちゃいかんのである.

 

那珂湊の漁港で心静かにカップ焼酎を呑るのが妙案なのである.

 

 

微風嫋々たること真夏日のごとし.

 

無駄足の虚しさばかりが心に到来するひとときです.

 

 

そいでは市場売りの干物でも齧ってアレです.

 

荒れすさんだ気持ちを沈静するといたしましょうか.

 

 

それともせっかく那珂湊だからナンだな.

 

観光バスも立ち寄る大型回転寿司にでも行ってみっかな.

 

 

とは申しましてもご明察,元来が諦めの悪い男.

 

地獄の果てまでジタバタとあがく性根の男,であるので.

 

 

ダメもとでお店に戻ってみると,え!なに,開いてんじゃん!

 

店内からはドカンドカンと豪快な鍋音が響いてるじゃんじゃん!

 

 

入ると中にお客さんは誰もおりません.

 

奥の厨房からお店の方が出迎えてくださいました.

 

 

まずはなにをおきましてもアレです,よほほい.

 

速攻で清酒を注文して,これまでの苦難を慰労するのです.

 

 

ダンボール箱に入った大量の仕出し品です.

 

なるほど,これを作っていて開店が遅れたそうなんです.

 

 

メニュウは穏当な中華のラインナップです.

 

地元に根ざした家庭的な町中華,そんな感じです.

 

 

そこはかとなくスナックぽい内装も土地情緒.

 

ステンドグラスに中華風照明の独特美がかっこいい.

 

 

調味料の容器もなんかかわいい〜.

 

家庭の食卓ぽくてほのぼのしちゃうよね.

 

 

餃子を焼いていただいた.

 

キツネ色の綺麗な焦げ目がついた式,いいねえ.

 

 

餡がみっしりで美味ちい.

 

好きなんだよね,こういうタイプ.

 

 

カレーチャーハンも気になるよ.

 

気になるね,でもね,やっぱりアレですよ.

 

 

ホワット・ア・ワンダホー・ルッキン’!

 

カニチャーハンに決まりでっしょうが〜,おっほっほい.

 

 

主役のカニを黄色のコーン,緑豆,紅生姜が彩ります.

 

サイケな色味も比類なく美しいカニチャーハンです,そう思う.

 

 

こうなりますとね,私などといたしましてはアレですよ.

 

先ほどまでのささくれ立った気持ちが一気に和んでくるのです.

 

 

港でけっこう焼酎呑んじゃったけどね,こうなりゃね.

 

じゃんじゃんヤっちゃいましょうや,ジャンジャン,うひょほい.

 

 

程よいパラ系炒飯にカニがしっとりと寄り添うのです.

 

この舌上美はカニチャーハンのみに成しえる至福です,美味ちい〜.

 

 

合いの手にすする中華おまけスープが,また.

 

これで作るラーメンは間違いなく美味しいよね,そう思う.

 

 

意外やコーンが素敵な食感と風味を担うのです.

 

色味の妙だけではなく,全体を調子の高いものにしているのです.

 

 

お店のお孫さんが描いたと思しきマスクのお願い,かわいい.

 

ご家族連れも続々とやってきて次第に席が埋まる,人気店ですねえ.

 

 

ここからは余談です,お店が開くまで街を歩き回ったからね.

 

他にも気になるお店を見つけたので,その中の2軒をご紹介です.

 

 

金来軒のど真ん前にある風情のあるお蕎麦屋食堂です.

 

もし,お店が本当に開かなかったら確実に入ったね,うふふ.

 

 

駅前ロータリーに堂々とお店を構える大衆食堂.

 

ここのポークソテーも気になる気になる〜,うっひっひ.

 

 

足の遠きなんてじぇんじぇん厭わない厭わない.

 

次の那珂湊訪問を虎視眈々と画策する私です,きゃっきゃっ.

 

 

 

 

 


おまけ:炒飯関連記事です.

 

 

梅三容 @ 鶴見市場.

 

古淡閑寂な趣きの町中華炒飯.

 

金来軒とは対極にある伝統流儀のスタイルです.

 

 

 

 

 

 

 

私の個人的な炒飯グランプリ.

 

金来軒はランキング入り確実だよね.

 

炒飯の世界は実に奥が深い,そう思っています.